ネットワークエンジニアの年収は高い!理由は売り手市場だから
ネットワークエンジニアの参考年収は約650万円であり、ソフト開発エンジニアと比較してみても年収は相対的に高いと言えます。
理由としては、下記の2点が挙げられます。
- ネットワークエンジニアは専門的な知識やスキルが必要な職種であり、育成が難しい
- ネットワークエンジニアの職種は今後も需要が伸び続けることが予想されており、供給が追いついていないため売り手市場となっている
一方、ネットワークの保守や運用は年収が上がりにくい傾向があります。
理由としては「クライアントは導入コストは払うが、運用保守はあまりコストをかけたがらない」という傾向があることが挙げられます。
以下では、ネットワークエンジニアの主な仕事を3つご紹介いたします。
ネットワークエンジニアの仕事内容とは?
ネットワークエンジニアの主な仕事3つ
- ネットワーク設計
- ネットワーク構築
- ネットワーク保守・運用
- ネットワーク設計
コンピューター間を繋ぐネットワークを1から作り上げる仕事です。
求められる素質としては、システム周りの知識のほか、クライアントの意図をしっかり汲み取ってネットワーク設計ができることが挙げられます。
よって、スキルや知識のほか、ヒアリング能力やコミュニケーション能力も重要です。
その他、プレゼンテーションを通してクライアントが納得する説明ができる能力も必要です。
- ネットワーク構築
求められる素質としては、他のネットワークエンジニアと共同で作業を進めることが多いため、コミュニケーション能力が挙げられます。
- ネットワーク保守・運用
昼夜問わずトラブルが発生することがあるので、臨機応変な対応ができるスキルや知識、経験が必要なポジションであると言えます。
ネットワークエンジニアの年収を左右する重要なスキルや資格
次に、ネットワークエンジニアの年収を左右する重要なスキルや資格にはどのようなものがあるのでしょうか。
以下の3つの資格について、ご紹介します。
資格名 | 重要度 |
CCNA (Cisco Certified Network Associate) |
★★★★★ |
LPIC (Linux Professional Institute) |
★★★★ |
AWS認定 | ★★★ |
- CCNA(Cisco Certified Network Associate)
5つのグレードに分かれており、CCNAはアソシエイトレベルのスキルを証明する資格として認識されています。
- LPIC(Linux Professional Institute)
世界中で通用する資格であり、フリーランスなどで独立する方にもおすすめです。
- AWS認定
AWSはクラウドサービスの代表的なサービスであり、利用する企業が右肩上がりに増えています。
転職などをする際にも有利に進めることができるでしょう。
次に、ネットワークエンジニアに必要なスキルにはどのようなものがあるでしょうか。
下記のようなスキルが求められると言えます。
ネットワークエンジニアに必要なスキル
- 基本的なPCスキル
- 10年以上の実務経験
- 高いコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力
特に「高いコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力」はネットワークエンジニアには必要ないと思われがちですが、実はマネージャーなどの管理職に昇進する際に重要になってくるスキルです。
しっかり身につけてネットワークエンジニアとしての市場価値を高めましょう。
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ネットワークエンジニアの初任給や残業代等の年収に関する情報
次に、ネットワークエンジニアの初任給や残業代等の年収について解説します。
ネットワークエンジニアの初任給
ネットワークエンジニアの初任給は、会社規模にもよりますが、約22万円~24万円であると言えます。
大企業のネットワークエンジニア職であれば30万円以上も可能です。
その他の職種と比較すると比較的高水準であると言えます。
また、大学院卒のネットワークエンジニアはより高い金額の初任給になりやすい傾向があります。
ネットワークエンジニアの残業代
ネットワークエンジニアの特徴として、緊急トラブルなどの発生により残業時間が長くなるため、残業代はある程度まとまってもらえやすいと言えます。
納期前などは多忙になりがちで定時に上がることが難しいのも特徴です。
月に50時間以上残業をして、残業代で10万円以上もらえるネットワークエンジニアも珍しくはありません。
ネットワークエンジニアの年代別平均年収
年齢 | 参考年収 |
20代 | 450万円 |
30代 | 560万円 |
40代 | 675万円 |
50代 | 775万円 |
ネットワークエンジニアは経験を積むことで年収が上がっていきます。
そのため、年齢とともにさまざまな案件を受注してこなしていき、スキルや知識をつけることで順調に年収を上げることができます。
年齢以外にも、役職や勤務先の規模(大手企業、中小企業、外資系企業)、雇用形態(正社員、派遣社員、アルバイト、フリーランス)などでも大きく平均年収は変わります。
会社員として経験を積んでスキルや知識を身につけ、独立してフリーランスとして年収を2倍以上にするネットワークエンジニアも多くいるので、年収の上げ方について詳しくみてみましょう。
ネットワークエンジニアで年収をあげる方法3選!
ネットワークエンジニアが年収を上げる方法は下記の3つの方法があります。
ネットワークエンジニアが年収を上げる方法
- ネットワークエンジニアの管理職やPMを目指す
- ネットワークエンジニアのフリーランスになる
- 別の会社にネットワークエンジニアとして転職する
ネットワークエンジニアの管理職やPMを目指す
一つ目は、ネットワークエンジニアの管理職やPMを目指す方法です。
PM(プロジェクトマネージャー)やPL(プロジェクトリーダー)などの管理職への出世が実現すればマネージャーの報酬がもらえ、年収を上げることができます。
管理職は単純なスキルや知識があることはもちろん、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力などの対人スキルが必須です。
会社によっては上司がいてネットワークエンジニアの管理職の枠が埋まっている可能性もあるので、その際はフリーランスとして独立や転職を考えてみてください。
ネットワークエンジニアのフリーランスになる
二つ目の方法としては、ネットワークエンジニアのフリーランスになることが挙げられます。
ネットワークエンジニアとしてのスキルや知識、経験に自信がある場合やコネクションがある場合は、個人事業主、いわゆるフリーランスとして独立することで年収を上げることをお勧めします。
フリーランスになることで年収が上がる理由としては、所属している会社に利益を取られることなく100%の報酬をもらえること、給料は青天井であり頑張った分だけ稼げることなどが挙げられます。
その一方でデメリットもあり、会社に守ってもらえないため安定していなかったり、仕事が継続して受注できない可能性があることなどが挙げられます。
しかし、需要が大きいネットワークエンジニアの転職市況の中では案件がないことは考えにくく、十分なスキルや知識があるのであれば上記の理由から独立の道を進むことをお勧めします。
別の会社にネットワークエンジニアとして転職する
3つ目の方法としては、別の会社にネットワークエンジニアとして転職する方法が挙げられます。
大企業のネットワークエンジニアは年収は高いですが、その分応募人数も多く転職難易度は非常に高いことが予想されます。
一方、ベンチャーのネットワークエンジニアの場合は年収は大企業と比べて高いわけではありませんが、携われる業務の幅が広いことでやりがいを感じられたり、さまざまなことに挑戦できたりする利点があります。
多種多様な業務に携わってスキルアップしていくことで、ネットワークエンジニアとしての市場価値を高め、独立することも可能です。
ぜひ別の会社のネットワークエンジニアとしての転職も視野に入れてみてください。
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ネットワークエンジニアの年収は高く、今後も上がりやすい
この記事では、ネットワークエンジニアの年収についてや年収を上げるポイントについて詳しく解説してきましたがいかがだったでしょうか。
主なポイントは下記の通りです。
この記事のポイント
- ネットワークエンジニアは年収が高い。理由は「売り手市場であること」
- ネットワークエンジニアは経験が命なので、年齢を重ねるごとに年収は徐々に上がっていく傾向がある
- 年収を上げる方法は「管理職を目指す」「フリーランスになる」「別の会社に転職する」の3点
また、未経験からネットワークエンジニアへの転職を成功させているケースも多々あります。
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