Google Japanへ転職する方法
多くの転職希望者から人気を集める企業である、Google。実際に、大手転職サイト「doda」の転職人気企業ランキングにて、1位に選ばれた実績もあります。
Googleへの転職難易度は高いですが、「Googleへ転職したい」と考える方も多いでしょう。そこで、Googleへの転職方法や、求められるスキルなどを解説します。
Google Japanのセールス職へ転職する方法
Googleのセールス職へ転職する方法として、以下3つが挙げられます。
Google Japanのセールス職へ転職する方法
- 他の企業で経験を得てからGoogleのセールス職へ転職する
- GoogleのHPから直接応募をする
- Googleの採用担当者からのスカウトや友人の紹介をもらう
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
他の企業で経験を得てからGoogle Japanのセールス職へ転職
Googleに転職するためには高いスキルが求められるため、他の企業で経験を積んでから転職する方法が有効です。
Googleのセールス職に転職する際に求められるスキルとして、以下が挙げられます。
Googleのセールス職に転職するためのスキル・経験
- IT・Web、広告業界での法人営業経験
- 高い英語力
- データ分析力
Googleのセールス職では、主にGoogle広告の営業を行うため、上記のようなスキルが求められるのです。
よって、上記のようなスキルを身につけられる外資系のITベンダーや、インターネット広告の代理店などで経験を積むと良いでしょう。
また、Googleの平均年齢は32歳と若いので、ある程度経験を積んだら早めに転職することをおすすめします。
Googleには学歴の制限はありませんので、学歴に不安がある方でもスキルや経験を積めば、転職できる可能性が生まれるでしょう。
HPからの直接応募をする
すでにセールス職に必要なスキルや経験が身についている場合は、HPから直接応募をするという方法もあります。
ただし求められるスキルや経験のレベルが高いため、あまりおすすめはできません。
参考までに、HPに掲載されている求人の応募条件を、一部ご紹介します。
HPに掲載されている求人の応募資格(一例)
- 広告代理店、マーケティング、コンサルティング業界での実務経験(6年以上)
- セールスやチャネルマネージャーとしての経験(9年以上)
- ビジネスレベルの英語力
上記のような経験やスキルは、応募における「最低限の資格」として記載されています。
そのため、豊富な経験や高いスキルを持っていないと、書類選考を通過することも難しいでしょう。
Google Japanの採用担当者からのスカウト・友人の紹介をもらう
今回紹介する方法の中でもっともおすすめできるのが、Google採用担当者からのスカウトをもらう方法です。
また、Googleで働いている友人がいるのであれば、その友人に紹介してもらう方法も有効です。
Googleからスカウトを受けるということは、Googleとしても採用を前向きに考えているため、必然的に採用率が上がります。
スカウトを受けたいなら、転職サイトや転職エージェントに登録することで、Googleをはじめとする多くの企業からスカウトを受けられる可能性があります。
おすすめの転職サイト・転職エージェントについてはページ後半で紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
Google Japanのエンジニア職に転職する方法
Googleのエンジニア職に転職する場合、スキルに自信があるなら転職サイト・転職エージェントに相談する方法が有効です。
セールス職と同様に、スキルが身についていない場合は、他の企業で経験を積むことをおすすめします。
エンジニア職へ転職する際に求められるスキルとして、以下が挙げられます。
Googleのエンジニア職に転職するためのスキル・経験
- プログラミングの実務経験(Java、C/C++、Pythonなど)
- 製品開発や製品のライフサイクル、UX戦略およびUIデザインの経験
- ビジネスレベルの英語力
上記のように、システム開発やプログラミングに関するスキルはもちろん、高い英語力も求められます。
Googleの選考では英語での面接も行われるため、英語力も磨いておきましょう。
また、Googleの選考情報をより深く知りたい方には転職情報サイトのインテリゴリラの利用がおすすめです。
Google Japanの選考情報とポイント
転職活動を始める前に、Googleの選考情報について知っておきましょう。Googleへの転職難易度は高いため、選考情報を理解した上でしっかりと対策しておく必要があります。
ここではGoogleの選考フローや、面接でよく聞かれる質問について解説していきます。
選考フロー
Googleの採用ページによると、選考フローは以下の通りです。
Googleの選考フロー
- STEP1.応募
- STEP2.書類選考
- STEP3.「電話」または「Google Meet」による面接
- STEP4.オフィスでの面接
- STEP5.採用・内定
Googleには、「電話」または「Google Meet」による面接が用意されているのが特徴です。
面接において重視されるポイントは、一般的な認識能力やリーダーシップ、職種についての知識などです。
またエンジニア職の面接では、「Googleドキュメントにコーディングしながら自分の思考を説明する」という選考が行われるため、ハンズフリーで面接できるように準備をしておきましょう。
基本的に、求人には年齢・学歴の制限はないようですが、念のため応募前には年齢や学歴の制限がないかを確認すると良いでしょう。
Google Japanの面接でよく聞かれる質問
転職希望者の年齢や学歴によってさまざまですが、Googleの面接では以下のような質問が多いようです。
Googleの面接でよく聞かれる質問
- 志望動機
- これまでにどのような問題を解決したか
- チームを動かすためにどのような行動をしたか(リーダーシップ)
- どのような姿勢で仕事に取り組んでいるか
- どのようにして自己成長し、自分の殻を破っているか
- 職種についての知識
上記のように、リーダーシップや仕事に対する考え方などについて問われます。
実際に面接の回答を考える際は、以下2つのポイントを押さえると良いでしょう。
面接対策のポイント
- 質問に対する回答を3つ用意する
- データや具体例を交えた回答を考える
上記2つのポイントは、Googleも推奨している面接対策方法です。Googleの選考では面接が重視されるため、しっかりと対策を行いましょう。
また、Googleの選考情報をより詳しく知りたい方には転職情報サイトのインテリゴリラの利用がおすすめです。
内定者から聞いた選考体験記など、非公開の情報があるので他の転職希望者に大きく差をつけることができます。
Google Japanの評判・口コミ紹介
実際にGoogleで働いている、または働いていた人の評判が気になる方も多いでしょう。
Googleの良い評判と悪い評判を集めましたので、転職活動の参考にしてください。
Google Japanの良い評判・口コミは?
まずは、Googleの良い評判・口コミを紹介します。
男性
年収は満足しています。
月給はそこそこですが、ボーナスはしっかりとしており、残業代も働いた分だけ支給されます。
年収に関しては同業他社や同じ世代の人と比べても劣っていません。
男性
大企業なので社会へ貢献している感じがします。
やはりGoogleで働くと自慢出来るし、羨ましがられます。
給料も高く、社会的信用もある最高の会社です。
男性
有給取得は可能です。
福利厚生も充実しており、従業員にとっては良い雇用環境であると思います。
給与面でも不満はありません。
Google Japanの悪い評判・口コミは?
良い評判がある一方で、悪い評判もいくつか見受けられました。
男性
平均的に社員全員がスキルが高く、話し合える環境が整っているので切磋琢磨し合うことでスキルアップには自然とつながるでしょう。
業界として変化の流れが速いので、そこについていけないと仕事にならなくなってしまいます。
男性
給与は高いがプレッシャーが大きいので自らを高める気概のある人には向いている。
Google Japanの企業情報
Googleは多くのインターネットサービスを展開しており、今やインターネットを使う人なら誰もが知っている企業、といっても過言ではありません。
ここでは、Googleの企業情報について見ていきましょう。
事業内容
Googleは検索エンジンやWeb広告、ソフトウェアやクラウドコンピューティングなどといった、幅広い事業を展開しています。
実際に、Googleが提供しているサービスの一例を紹介します。
Googleのサービス
- Google検索(GoogleChrome)
- Gmail
- Googleスプレッドシート・ドキュメント
- Googleドライブ
- Google翻訳
- YouTube
新規事業にも積極的に取り組んでいるため、これからも成長をし続けていくことが予想されます。
トップメッセージ・事業計画
Googleが掲げる理念の中に、以下のようなものがあります。
Googleが掲げる理念
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる
- 遅いより速いほうがいい
- 「すばらしい」では足りない
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない
上記のような理念を掲げているため、「ユーザーファーストなサービスを提供したい」「スピード感を持って行動できる」、「期待を上回る結果を出したい」という人は、Googleへの転職がおすすめできます。
また、今後もインターネットやモバイル事業に力を入れていくことが予想されるため、それらの分野に興味がある人にもおすすめです。
これらの理念に沿った行動ができるなら、年齢・学歴に関係なく活躍できるでしょう。
業績
Googleの親会社にあたるAlphabetの決算を紹介します。
※2020年10月現在
Alphabet社は2020年第3四半期(7~9月)の決算を発表し、Alphabet全体の売上高は前年同期比14%増の461億7300万ドル、純利益は59%増の112億4700万ドルでした。
コロナ禍で落ち込んだ広告が持ち直した他、巣ごもりの需要でクラウドYouTube等が好調だったことが要因です。
グローバルな展開
Googleの本社はアメリカにあるため、グローバル展開も行っています。
実際に、アジアのみならず中南米やヨーロッパなど、幅広く事業を展開しているのです。
そのため、Googleに転職するなら英語力が必須スキルとなります。
Google Japanの職種と仕事内容
Googleにはさまざな職種が存在するため、ここでは職種ごとの仕事内容を紹介します。
エンジニアリング/テクノロジー
Googleが展開しているソフトウェアの開発や、セキュリティ問題の対応を行います。
数十億を超えるユーザーが利用するシステムの開発や、人工知能の開発に携われる点が魅力です。
セールス/サービス/サポート
顧客の問題を解決したり、成長をサポートする職種です。
新規の顧客への提案はもちろん、既存顧客に対しても新たなプロダクトやソリューションを提案します。
アカウントマネージャーやコンサルタントなど、さまざまな部署が存在します。
マーケティング/コミュニケーション
「ユーザーが第一」という理念をもとに、イベントの企画や開発を行う職種です。
さらには分析やジャーナリストへの対応、ビジネス上の問題対応などに携わっています。
デザイン
Googleプロダクトのデザインを担当します。
幅広い分野の専門知識などをもとに、魅力的なデザインを生み出すことが求められます。
デザインについても「ユーザーが第一」という考え方が必要です。
ビジネスストラテジー
データ分析を行い、Googleの経営陣が必要としている情報を導き出す職種です。
たとえば買収や投資についての判断、プロダクトの収益化戦略などを担当します。
Googleの成長に不可欠な、重要な職種だと言えるでしょう。
ファイナンス
会計やコンプライアンス、プロジェクト管理などといった、複雑な問題解決を担当します。
Googleが順調に事業を行い、目標を達成できるようにサポートすることが求められます。
リーガル
社内のクライアントや社外の弁護士と連携し、インターネットに関する政策や、法律の将来を形作る職種です。
プロダクトが与える影響やリスクを評価し、ビジネス上の問題を解決するための、革新的な方法を生み出すことが求められます。
人事
社内の人事や人材開発、採用活動などを行います。
それらに加えて、社員がGoogleの理念を忘れずに革新的なアイデアを生み出せるよう、サポートしています。
ファシリティ
社員が生産性を上げられるように、作業環境を整備する職種です。
施設に関するさまざまなサービスを管理し、Googleの業績アップを支えています。
Google Japanの年収相場
Googleの年収は有価証券報告書を開示していないため正確にはわかりません。
口コミサイト等を参考にすると、1,200〜1,400万円程であると推測されます。
Googleは年俸制です。
また、年棒の他にボーナス、株の支給があるため、一概に年収を算出することは難しいです。
個人やチームの業績などによって年収は異なるため、個人差があります。
Googleは実力主義の風土が強いため、成果を上げれば年齢・学歴に関係なく、年収はアップするようです。
Google Japanの社風・福利厚生
Googleに転職するなら、事前に社風や福利厚生についても知っておきたいところです。
ここではGoogleの社風や仕事のやりがい、福利厚生などについて解説していきます。
社風は?
Googleの社風には、以下のような特徴があります。
Googleの社風
- 実力主義
- 個人の裁量が大きい
- 多くの情報が共有される
Googleでは、年齢・学歴に重きを置く年功序列というよりも、個人やチームの成果を重視します。そのため「年齢や学歴よりも自分の実力を評価してほしい」という方には、働きやすいかもしれません。
また、基本的には社員自らが課題を見つけて仕事を進めていくため、個人の裁量が大きいのです。
さらに大きな特徴が、多くの情報が共有されるという点です。
Googleの理念にも「世界中のあらゆる情報をユーザーに届ける」という言葉があるように、社内でも透明性のある情報共有が行われています。
実際に「TGIF」という、全社員が参加できるミーティングが開催されており、創業者や経営陣から直接話を聞けます。
残業時間は?
口コミ情報サイトによると、Googleの残業時間は約20時間です。
Googleは長時間労働や残業を推奨していないため、残業を強いられることは少ないようです。
在宅勤務や時短勤務も可能なので、時間や場所に縛られない働き方もできます。
やりがいは?
Googleは積極的に挑戦することを推奨しているため、挑戦できることにやりがいを感じる社員が多いようです。
なかでも有名なのが「20%ルール」という制度です。
「20%ルール」とは、自身の仕事時間のうち20%を、興味がある仕事やプロジェクトに割り当てられる制度です。
他職種の仕事に挑戦することも可能で、GoogleマップやGmailといったサービスも「20%ルール」から生まれています。
挑戦した結果、たとえ失敗したとしても「新しい学びがあったね」「よく挑戦したね」と、称賛されることがほとんどであるそうです。
福利厚生は?
Googleの福利厚生には、以下のようなものがあります。
Googleの福利厚生
- 有給休暇
- 育児休暇制度
- 退職貯蓄制度
- 死亡給付金
- 無料の社員食堂
- 社内施設(マッサージ、診療所など)
- 各種セミナー・レッスンの受講
- ファイナンシャルアドバイザーへの相談
口コミサイトによると、Googleの有給消化率は82.3%とされており、比較的自由に取得できるようです。
また、ビュッフェ形式で利用できる無料の社員食堂も大変美味しいと評判です。
Google Japanに転職するならまずはエージェントに相談を!
Googleは、福利厚生が充実していることや平均年収が高いことから、人気が高い企業です。その分、入社するためには高いスキルが求められる上に、独自の面接対策を行う必要があります。
入社難易度が高いGoogleに転職するためには、転職サイトや転職エージェントを利用すると良いでしょう。転職サイトや転職エージェントを利用すれば、Googleの選考に特化した面接対策などが受けられる可能性があります。
年齢・学歴などに不安があるなら、手厚いサポートが受けられる転職サービスを利用することをおすすめします。また、年収や待遇面の交渉も引き受けてくれるため、「希望の条件がある」という方にもおすすめです。
また、Googleの選考情報をより深く知りたい方には転職情報サイトのインテリゴリラの利用がおすすめです。
[引用元:https://careers.google.com/how-we-hire/]