「カテゴリ」の意味とは
「カテゴリに分ける」や「カテゴリ化する」などという形で、ビジネスの場面でも日常生活の場面でもかなり頻繁に使うのが「カテゴリ」というカタカナ語ですが、あまりに身近過ぎてその意味をしっかり理解しないで使っていませんか?
まずは正しく知っておきたい「カテゴリ」の意味や語源、似たような意味で使われる「ジャンル」との意味の違いをご紹介します。
意味は「種類」「区分」
例えば、新しくできたスーパーマーケットに行ったとします。目当ての物を探す時に目印とするのは、天井から下がっている野菜、鮮魚、肉、乾物などといったサインですが、これがスーパーマーケットの食べ物における「カテゴリ」です。
食べ物といっても種類が数限りなくあるので、それを性質ごとに分類して分かりやすくしているわけです。つまり、「カテゴリ」とは、「同じ性質を兼ね備えたものが含まれている範囲」となり、簡単に言うと「種類や区分」です。
スーパーマーケットでは、食品を「カテゴリ」分けすることにより、消費者が迷わなくても買い物ができるように工夫していると言えるでしょう。
もちろん、「カテゴリ」はスーパーマーケットだけで使用されている概念ではありません。動物という「カテゴリ」にはライオン、キリン、犬、猫などが属しますし、昆虫という「カテゴリ」にはカブトムシやトンボ、バッタなどが属します。
このように身の回りの物は数多くの「カテゴリ」により、同じような性質を備えたものごとにまとめられているということが分かります。
ちなみに、「カテゴリ」は「カテゴリー」と長音を付けて表記されることもあります。一般的な文書ではどちらでも許容されていますが、IT業界や理系の世界では「カテゴリ」とします。
これは3文字以上の場合は長音を付けないというJIS規格によるもので、「コンピューター」ではなく「コンピュータ」、「プリンター」ではなく「プリンタ」とするのも同じ理由によります。
カテゴリの語源
「カテゴリ」はカタカナで表記されることからも分かるように、もともとは英語の単語です。日本語の「カテゴリ」とほぼ同じ意味で使われる「category」がカタカナ表記されたものです。
では、その英語の「category」の語源はというと、「物事の性質を分類する」という意味を持つギリシャ語「kategoria」であるとされています。
「ジャンル」との意味の違い
「カテゴリ」と似たようなカタカナ語に「ジャンル」があります。どちらも物事を分類する時に使う言葉ですが、「カテゴリ」と「ジャンル」にはどのような意味の違いがあるのでしょうか。
一般的には、「カテゴリ」と「ジャンル」はそれが「誰が見ても区分がはっきりしているのがカテゴリ、曖昧なのがジャンル」と言われています。
例えば、乗り物という「カテゴリ」に属するものは誰が見ても明確です。電車、車、自転車などあまり迷わずに例を挙げることができるでしょう。
しかし、例えば本の「ジャンル」となるとどこに分類するか迷うことがあります。果たしてミステリ―なのか、スリラーなのか、刑事ものなのかはっきりしない本も多いです。実用書とビジネス、教養といった「ジャンル」も同じくです。
ほかにも音楽の「ジャンル」や絵の「ジャンル」など、分類が人によって異なるものが「ジャンル」となり、主に芸術に関連するものに使われます。
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いろいろな「カテゴリ」の使い方
一般的な「カテゴリ」の意味は「種類、区分」でした。しかし、さまざまな業界で使われている「カテゴリ」は、その業界ならではの意味を持つこともあります。ここからは、業界で異なる「カテゴリ」の意味合いについてご紹介しましょう。
ビジネス
まずはビジネスの業界での使い方です。ビジネスの世界では、「カテゴリ」は「カテゴリ化」という形で使われることが多く、仕事を効率よく進めるためにプロジェクトなどを「グループ分けする」という意味合いで使われます。
また、仕事を緊急度と重要度に応じて「カテゴリ」に分け、最優先のものから取り掛かるというスタイルが定着している会社も多いです。
一番先に取り掛かるべきタスクが緊急度も重要度も高いもの、次に取り掛かるのが緊急度は高いが重要度はそこまで高くないものという流れです。
郵便物
郵便物にも「カテゴリ」という概念があります。郵便物といってもサイズや重さが色々ですので、「カテゴリ」を決めておかないと料金を導き出すことができません。
よく使われる「カテゴリ」は、第一種郵便物から第四種郵便物まであり、第一種郵便物という「カテゴリ」には手紙が、第二種郵便物という「カテゴリ」にはハガキが区分されるという仕組みです。
動物
本屋や図書館に行けばさまざまな図鑑がありますが、そこで必ず目にするのが「カテゴリ」です。動物の図鑑を開くと、本によっては雑食、肉食、植物食といったように何を食べるかを基準に「カテゴリ」に分けていることがあります。
また、アフリカ、北米、アジアのように生息地域で「カテゴリ」を分けていたり、哺乳類、爬虫類といった性質で「カテゴリ」を決めていることもあります。
検索
毎日のように行うインターネット検索ですが、ここにも「カテゴリ」があります。一般的には検索ウィンドウに直接検索したい単語を入力する「キーワード検索」をします。
しかし、場合によってはあまりにも多くの情報がヒットするため、目当ての情報に行きつくまでに時間が掛かることもあります。
そこで活用したいのが「カテゴリ検索」です。これは、もともと設定されている「カテゴリ」を選択することで、その中で検索をすることができるという仕組みです。予め情報の範囲が限られているので、効率よく結果が見つかります。
LANケーブル
LANケーブルにおける「カテゴリ」の使い方も知っておきましょう。LANケーブルの「カテゴリ」の使い方は、LANケーブルの規格のことを示しています。
ゲームをするのか、単純にネットを鑑賞するだけなのかといったインターネットの用途に応じてLANケーブルを選ぶ必要があり、「カテゴリ」の数字が大きければ大きいほど通信速度が速いです。
「カテゴリ」はCAT7、CAT6といった表記をされ、ゲームをするならCAT7、快適な動画鑑賞を求めるならCAT6が推奨されています。
「カテゴリ」の類語の意味・例文
「カテゴリ」は、もともと英語の言葉とはいえ、すでに日本語として定着しています。しかし、場合によってはなるべくカタカナ語を避けたい時があるのも事実です。そんな時に「カテゴリ」を言い換えられるような類語を、例文と共にご紹介しましょう。
類語①分類
「カテゴリ」の類語としてまず挙げられるのが「分類」です。読み方は「ぶんるい」で、意味は「似たものをまとめ、区分すること」となります。例文は「この図鑑では動物を3つに分類して解説している。」となります。
類語②種類
「種類」も「カテゴリ」の類語として便利に使える言葉です。読み方は「しゅるい」で、意味は「共通している性質などを元に分類すること」となります。
「カテゴリ」の類語の中ではかなり伝わりやすい表現ですので、子どもに説明する時にもおすすめです。例文は「この図書館には色んな種類の本が揃っている。」となります。
類語③範疇
「カテゴリ」の類語、次に挙げるのは「範疇」です。読み方は「はんちゅう」で、意味は「同じ性質を含んでいる範囲のこと」となります。
「カテゴリ」は元の英語の単語をカタカナで表記しただけですが、英和辞典では「カテゴリ」は「範疇」と訳されていることが多いので、類語の中では「カテゴリ」に一番近いのが「範疇」であるとも言えます。
例文を挙げると「あの人の絵は本当に素晴らしいし、実際に買いたいという申し出も多いそうだ。すでに趣味の範疇を超えている。」となります。
類語④科目
「カテゴリ」の類語として最後にご紹介するのは「科目」です。「科目」は学校の英語や数学といった学問の「科目」を表す使い方もありますが、「細かく区分したそれぞれの項目」という意味もあります。
例文は「将来、会社の経理に関わりたいのであれば勘定科目について知っておくことが必要だ。今から少しずつ勉強を始めておこう。」です。
「カテゴリ」の英語表現・例文
国際化がますます進む中、英語が必要になる場面が増えてきています。英語力というのはすぐには身に付けることが難しいですので、日本語で新しい言葉を学んだらその英語表現も併せて覚えるなど、日ごろからコツコツと努力を続けましょう。
英語では「category」
「カテゴリ」は英語では「category」と綴り、日本語と同じく名詞です。例文を挙げると「It doesn't belong under this category.」で、日本語では「それはこのカテゴリには属さない。」となります。
ちなみに、「カテゴリ」を動詞にした使い方である「カテゴリに分ける」の場合には、名詞「category」を動詞化した「categorize」がありますので併せて覚えておきましょう。
例文を挙げると「We usually categoraize books into 5 broad types.」で、日本語の意味は「通常、本は大きく5つに分類される。」となります。
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「カテゴリ」の意味を理解して使ってみよう!
何気なく使っている「カテゴリ」という言葉ですが、業界によってはあまり一般的でない意味で使用されるなど、これを機にしっかりと意味を確認しておきたい言葉の一つでもあります。また、カタカナ語の使用を避けたい時に便利な類語なども併せて覚えておきましょう。
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