逆質問はするべき?
面接での逆質問は、応募者の志望度やコミュニケーション能力などを図る目的で聞いているため、きちんと準備しておく必要があります。
まず、面接官が逆質問する理由の1つとして「志望度を知る」ために、逆質問をするケースも珍しくありません。つまり、面接官は「自社についてどれだけ興味を持って、調べてきているのか」をチェックしています。自社について興味がないということは、志望度が低いという印象を与えかねません。
次に、面接官から質問されて回答するコミュニケーションとは違い、応募者からの逆質問によるコミュニケーション能力をチェックしています。目的としては、自分の考えをまとめて自発的な発言ができるのかを確かめているのです。
職種によって異なりますが、社内外問わず質問をするシチュエーションは少なからず発生するため、逆質問を通して応募者の質問力を見ているといえます。そのため、企業のホームページやSNSなどで事前に調べて準備しておきましょう。
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逆質問の例一覧
逆質問の例一覧
- 志望度や意欲を示す
- 企業との相性を図る
- 長所をアピール
「逆質問をすることで応募先にアピールできることはわかったけれど、どのような逆質問の種類があるのかわからない」と悩んでしまうのも事実。逆質問をする際に明確な意図を持って質問できれば、面接官に好印象を与えることができるでしょう。質問例をいくつかピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
志望度や意欲を示す
志望度や意欲を表す逆質問にはどのようなポイントがあるのか確認していきましょう。ここでは以下の5つをとり挙げました。
- 入社までにどのようなことを勉強しておけば良いでしょうか
- 御社で成果を出している人の共通点は何ですか
- 活躍されている社員の方の特徴を教えてください
- 御社でリーダーやマネージャーとして昇進していくために、どのような能力が求められますか?
- 志望している部署の仕事内容について、詳しく教えていただけますか
企業との相性を図る
企業との相性を図る逆質問についても確認していきましょう。ここでは、以下の5つをとり挙げました。
- 御社は〇〇事業を展開されていますが、今後の展望について教えていただけますでしょうか
- 御社が〇〇を進めているとホームページで拝見しましたが、その取り組みによって社員の方たちの働き方はどのように変わりましたか
- 御社の仕事で最も大切にすべき考え方はどのようなものでしょうか
- 御社の理念にとても共感していますが、入社後の行動として強く意識すべき事はありますか?
- 採用していただけた場合、配属先として考えられる部署はどちらでしょうか?
長所をアピール
長所をアピールできる逆質問についても確認していきましょう。ここでは、以下の5つをとり挙げました。
- 誰とでもすぐに打ち解けられる性格ですが、配属希望先の雰囲気を教えていただけますでしょうか
- ◯◯の資格を持っているのですが、御社の仕事で活かすことはできますか?
- 私は根気強い性格ですが、どのような資質が必要ですか?
- 前職では目標は絶対に達成したいという思いで、毎月必ずノルマを達成していました。御社ではどのようにノルマを設定しているのでしょうか?
- 自分の意見はしっかりと口に出す性格ですが、主体的に意見をすることが許される環境でしょうか?
逆質問を考える際のポイント
逆質問を考える際は「深い質問」をするのがポイントです。ただ逆質問を投げかけるよりも「なぜその逆質問が必要だったのか」、その理由を添えるだけで質問の質を上げられます。
そのため、面接官も質問の意図を汲み取りやすくなり、より深い内容の回答が帰ってくる可能性が高くなるのです。「なぜ」を深堀すると自分にしかできない逆質問を作ることができるでしょう。
逆質問をする際の注意点
逆質問は面接官に良い印象を与える一方で、悪い印象を与えてしまう可能性もあります。例えば「調べれば載っている質問」や「もう既に話した内容をもう一度聞いてしまう」などの質問は避けましょう。
もし、質問をする場合は、ホームページなどで得られる情報をさらに深掘りして聞くのが良いでしょう。好印象に繋げることができます。
なお、もう既に話した内容をもう一度聞いてしまうのは、話を聞いていないという印象を与えてしまうでしょう。
また「特にありません」はできるだけ避けるのが無難です。前述しましたが、面接官はコミュニケーションができるのかを目的として聞いているほか、自社に興味・関心を持っているのかを見極めようとしています。
NGな逆質問例
どのような逆質問がNGなのかを確認していきましょう。ここでは、以下の5つをとり挙げました。
- 有給休暇の取得率はどのくらいですか
- 残業はどのくらいありますか
- 福利厚生にはどのようなものがありますか
- 御社のモットーはなんですか?
- 給料はいくらくらいもらえますか
しかし、条件や待遇について気になるのも事実。このような逆質問をする場合には、業務優先の姿勢を伝えたうえで質問してみましょう。
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会社名 | 転職難易度 | 人気度 |
ボストンコンサルティンググループ | ★★★★★ | ★★★★ |
デロイトトーマツコンサルティング | ★★★★ | ★★★★ |
アクセンチュア | ★★★ | ★★★★★ |
日本M&Aセンター | ★★★★ | ★★★ |
リクルート | ★★ | ★★★★★ |
楽天 | ★★★ | ★★★★ |
Amazon Japan | ★★★★ | ★★★★★ |
また一般的な選考体験記と大きく異なり、インテリゴリラの選考体験記からは下記の情報が得られます。
・内定者が職務経歴書で何をPRしたのか
・面接での質問とそれに対する効果的な解答とNG解答例
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面接での逆質問では、入社意欲を感じられるアピールをしよう!
逆質問は面接官に自己アピールする場なので、事前準備をおこない有効活用しましょう。そのためには、企業についてよく調べて、自分にとっても相手にとってもメリットとなる質問を複数、用意しておく必要があります。
しかし、面接の場では緊張して逆質問の内容を忘れてしまうことも少なくありません。そのため、リラックスして面接に臨むことが重要です。
あくまでも「コミュニケーションの場」であることを念頭に入れて面接に臨みましょう。逆質問を考える際は、本記事でご紹介した「例文」を参考にしてみてください。
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