なぜ面接で趣味について聞かれるのか
面接で趣味について聞かれたときの面接官の意図は【その人の人柄が知りたい】ということです。
志望動機や自己PRといった直接的な質問ではなく、あえて業務に直接関係の無い「趣味」について話してもらうことで、その人がどんな人物なのか、ということを推測する一つの目安になっているということです。
また、応募者の緊張をほぐすことも意図している場合があります。
リラックスして自分らしい解答をすることで、好印象を与えられることができます。
しかし以下のように思う人も多いです。
- 正直に答えていいものなのか
- 趣味なんて無いよ…
実は、面接における趣味への質問の答え方にはポイントがあります。
本記事で具体的にどのように答えればいいかお伝えします。
面接で答えて「OKな趣味」と「NGな趣味」
面接では、趣味として答えていいものとダメなものがあります。
一般的に面接で答えてOKな趣味の解答例は【音楽鑑賞・読書・映画鑑賞・料理・旅行・スポーツ】などです。
逆にオススメしないのは【ギャンブル系・犯罪を想起する系・宗教や思想系・ゲーム、アニメ、マンガの類】
では以下で詳しく見ていきましょう。
面接で答えてOKな趣味
- 音楽鑑賞
なぜ音楽を聴くのが好きなのか、聴くとどうなるのかを前向きな言葉で伝えましょう。
- 読書
学習意欲や知識欲があるといった向上心をアピールすると良いです。
- 映画鑑賞
映画を観ているだけではなく、どのように日常に活かせているのか言えるようにしましょう。
- 料理
人に何かをしてあげることが自分の幸せという価値観を伝えると印象が良くなります。
- 旅行
フットワークが軽く、好奇心旺盛で出会いを大事にしている点をアピールしましょう。
- スポーツ
スポーツの趣味は相手にアクティブで活発な印象を与えるので好印象です。チーム競技のエピソードは組織の中でどのような役割をするのかイメージしやすくなります。
面接では避けたいNGな趣味
- ギャンブル系
パチンコや競馬(競艇、競輪)などのギャンブルに関する趣味は避けるべきです。どんなに熱中して学びがあり語れることが沢山あるとしても、多くの人にとってはギャンブルは印象の良いものではありません。あえてそれを取り上げるべきではないでしょう。
- 犯罪を想起する系
本格的なモデルガンの収集や暴力系の映画、インターネット掲示板など人によっては犯罪を想起する趣味は誤解を生みかねないのでやめましょう。悪い意味で偏った性格という印象を持たれないように注意しましょう。
- 宗教や思想系
特定の思想や宗教に関する運動やデモなどの政治運動などは、人間性に誤解を招く恐れがあります。面接官や会社は特定の思想や宗教、政治に打ち込むことを嫌う場合が多く、マイナスイメージになります。客観的な視線を考慮した方が良いでしょう。
- ゲーム、アニメ、マンガの類
年配の面接官にとっては、ゲームやアニメ、マンガはいまだに「子どもの趣味」と捉えられる可能性が少なくありません。さらに人によっては閉鎖的、一風変わったマニアという印象を与える場合があるので、こうした趣味は避ける方が無難と言えます。
趣味がない人はどうするべき?
趣味がないという人でも、面接対策として趣味を考えなければなりません。なぜなら「趣味」であなたの人柄を伝えることができるからです。
まずは【自分の生活から趣味といえそうなものを探したり、今までにハマったことなどから考えたりすると良いでしょう】
趣味がない人のために、面接で伝えるべき趣味の見つけかた3ステップを下記でご紹介します。
面接で伝えるべき趣味の見つけかた3ステップ
面接で伝えるべき趣味の見つけ方3ステップ
- 好きなことを30個紙に書き出す
- 理想の過ごし方に好きなことを当てはめる
- 企業の特色に合わせてアピールポイントを調整する
順番に詳しくみていきましょう。
- 好きなことを30個紙に書き出す
「ドラマを見る」「マンガを読む」「散歩する」など自分にとっては人に語るまでも無いことでも、面接でアピールできるヒントがある場合があります。
さらに「部活」「節約」「簿記の勉強」などこれまでに没頭したことも書き出しましょう。人が辛そうと思っていることでも自分では労力をあまり感じずにできることに、あなたの人柄が隠されているかもしれません。
- 理想の過ごし方に好きなことを当てはめる
「理想の休日の過ごし方」や「理想の働き方」を前に書き出した好きなことを参考にして書き出してみましょう。理想の過ごし方に当てはまる「好きなこと」があれば、それを深掘りして趣味としましょう。
理想の過ごし方が背景にあることで、趣味を説明する説得力があがります。
- 企業の特色に合わせてアピールポイントを調整する
理想の過ごし方とそれに関連した好きなことがいくつか書き出せたら、面接先企業の「求めている人材」や「企業の特色」をリサーチしてそこに合わせてアピールするポイントを考えましょう。
完全に一致している必要はありませんが、あなたの趣味に対してもつ人柄の印象が、企業の求めている人材と近かった場合は当然印象が良くなります。
また、あまりにも自分の理想と企業風土がかけ離れている場合は、なぜその企業に入りたいと思ったのかを再度考えてみた方が良いです。
趣味の正しい答え方
趣味の答え方は、【結論▶理由▶得られた学び・身についた能力】という流れで伝えることです。
結論を最初に伝えることで、その後に話す内容が分かりやすくなります。
そして趣味の質問の結論とは何かというと自分の『アピールポイント』です。
「計画性」「忍耐強さ」など自分の長所を1つだけアピールするような趣味のエピソードを準備しましょう。
例えば趣味が旅行なら、旅行が好き→旅行で大事にしていることは計画(結論)→時間は有限だから旅行の楽しさは事前準備にかかっている(理由)→2ヶ月前には旅行前にやることを洗い出し計画が完了している(能力)→スケジュール管理することで思う存分旅行が楽しめます
アピールポイントを中心にこのような大まかなエピソードを作り、肉付けをしていき自分の人柄が分かるように流れを作りましょう。
転職したい人必見!内定者の選考体験が見られるインテリゴリラとは?
『インテリゴリラ』は、最難関企業への転職を目指すハイキャリア志向の方向けに、完全非公開の選考情報をご提供している転職メディアです。
実際に内定を獲得した方々から独自インタビューを実施した内容ですので、完全に独自のコンテンツとなっています。
各業界トップ企業の選考体験記が網羅
会社名 | 転職難易度 | 人気度 |
ボストンコンサルティンググループ | ★★★★★ | ★★★★ |
デロイトトーマツコンサルティング | ★★★★ | ★★★★ |
アクセンチュア | ★★★ | ★★★★★ |
日本M&Aセンター | ★★★★ | ★★★ |
リクルート | ★★ | ★★★★★ |
楽天 | ★★★ | ★★★★ |
Amazon Japan | ★★★★ | ★★★★★ |
また一般的な選考体験記と大きく異なり、インテリゴリラの選考体験記からは下記の情報が得られます。
・内定者が職務経歴書で何をPRしたのか
・面接での質問とそれに対する効果的な解答とNG解答例
・内定者から応募者への面接アドバイス
「読むだけで内定獲得の勝ち筋がわかる」ほど詳細な選考情報が網羅されているのが最大の特徴です。
特別選考へ挑戦できる
会員登録いただいた方限定で、業界No.1エージェントによるサポートや社員紹介(リファラル)での選考のご案内など、
幅広いご案内が可能です。特別選考の場合には、
書類審査なし/1次面接免除/社長面接確約/土日面接などのご案内ができる可能性があります。
自分のスキルやキャリアに自信のある若手の方は、
志望難関企業の内定に近づくために是非登録しておきましょう。
面接対策をしっかり行おう!
趣味について質問されたときの対策について紹介してきました。
それぞれ質問には面接官の意図があり、面接を成功させるためにはその意図を知り、成功パターンに沿って対策していくことが必要です。
面接対策をきちんと行うことは、転職を成功させるためにとても重要です。
要点を理解して対策していくことで成果が見込めます。
おすすめはプロに相談することです。プロと対策していくことが転職成功への近道になります。
ぜひ転職エージェントに活用してみましょう。
私のオススメの転職サイトはインテリゴリラです。
ここでしか見れない内定者の転職体験記などを見ることができます。
下記から確認してみてくださいね。
インテリゴリラの公式LINEアカウントから、非公開の転職情報を受け取りたい方は下のボタンをクリックしてください。