25歳の平均年収は341万円
25歳の平均年収事情
- 平均年収:341万円
- 中央値:280万円
転職エージェントdodaが2021年12月13日に公開した「平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報)」によると25歳の平均年収は341万円です。
男女別の25歳の平均年収は、
- 男性:358万円
- 女性:323万円
しかし業種や職種により平均年収が異なります。
そこで今回は、若手ビジネスマンへ向け、25歳の平均年収ではどのような暮らしができるのか、貯金はいくら貯められるのかなど、リアルな25歳の年収事情について、ひも解いていきます。
25歳の平均年収の中央値
25歳の平均年収の中央値は300万円前後です。
中央値から見ていくと、平均300~350万円からは大きく数字を落としているため、やはり地域ごとや個人の差は大きく影響が出てきます。
中央値と平均値の違いですが、
- 中央値:データを小さい順に並べて真ん中にあたる数値
- 平均値:データの数値を足して個数で割った数値
新卒の平均年収が約225万円ほどとなっているため、新卒と比較するとやや高くは感じるものの、25歳ともなれば300万円の壁は突破したいのが本音と言えるでしょう。
難関企業への転職ならインテリゴリラ
インテリゴリラが内定者に直接インタビューした情報によると、転職活動をしようと考えている方や、既に始めている方の多くが持っている悩みは3点あります。
転職活動をする上で多くの人が悩んでいること
転職活動は新卒の就職活動よりも難易度が高いです。その理由は、年齢・現職の業界や業務内容・志望業界などが無数に存在し、「とりあえずココに行けばOK」のような正解がありません。企業選びをする上で、転職軸を決め、内定を獲ることができるかを検討したいです。
志望企業が決まっている方は、転職の選考対策方法に困っているのではないでしょうか。中途採用の選考基準は細かく書かれていたり、日々更新されているわけではありません。どういった人を募集をしているのか、自分が内定を獲ることができそうかは転職に成功した人の実体験をヒアリングする必要があります。
選考対策をして、転職をすると覚悟を決めた方は、最後はどのように内定を獲ることができるか知りたいでしょう。内定者の面接内容を確認したり、内定実績がある人に協力してもらいながら、書類選考・面接を進めていきましょう。
上記の3つの悩みを解決してくれるのが、インテリゴリラの選考体験記です。
インテリゴリラの選考体験記は、内定者の学歴、社歴、職務経歴書、志望動機や転職軸、自己PR、選考対策方法、1次面接・2次面接・3次面接・最終面接での回答内容、内定理由、応募者へのアドバイスを全て余すところなく書いています。
インテリゴリラの選考体験記はコチラ
25歳の手取り額、生活水準、貯金額
25歳の平均手取り額は月22万円程度です。
月22万円となると、生活にある程度の余裕が出て、貯金もできるようになります。
25歳の手取り額
では実際の手取りや生活水準のレベルなどはどうでしょうか。
25歳の年間の手取り平均は約270万年前後、月間の給与にすると、約22万円前後となっています。
手取りで20万円を超える給与を得ているため、まずまず悪くはないといったところでしょう。
また年収が330万円まであれば所得税率が10%のため、極端に高額な税金に悩まされることも少ないでしょう。
そのため、年末調整などを行い確認をしても、思いのほか手元に給与が残ります。
しかし330万円をこえると所得税率が20%と大きく差が開きます。
そのため330万円を超える場合は注意が必要で、いざ税金を払うと思いのほか手元に給与が残らないこともあります。
そのため、手取り年収を気にする場合、しっかりと所得税やその他の税金関係も把握し、自分がどれだけの税金を払っているのか把握することをおすすめします。
25歳の生活水準
月間の手取り給与が20万を超えるため、適度に外食をしたり、趣味などにお金をかけたり、ある程度余裕を持った生活が送れるのが一般的です。
そのためよほど贅沢をしない限り普通の暮らしを送りつつ、月数万円程度の貯金も可能なラインとなってきます。
ただパートナーがいたり、今後の家庭を持つことなどを考えていくと、早いうちから貯金が必要になるはずです。
その際貯金に多くの金額を回してしまうと、生活がやや苦しくなり、全体的に自由に使えるお金は急激に減ると言えます。
25歳の貯金額
厚生労働省が3年ごとに発表している「2019年国民生活基礎調査」によると29歳以下の貯蓄額は179.8万円です。
人によって貯金が趣味であったり、物欲が少ない人は400万円弱辺りまで貯金額を伸ばせる人もいますが、あまり一般的ととは言えません。
しかし25歳ともなると今後様々なライフイベントが待っているため、多少無理してでも、ある程度の貯金をおくほうが安心できます。
毎月少額でも、地道に貯金することをおすすめします。
25歳の勤務先別平均年収
25歳の平均年収は勤務先別でも異なります。
転職を検討する際は、勤務先別の平均年収を知ってどのような企業へ転職したいか?を考えましょう。
大企業の平均年収は350万円
大手企業の平均年収は350万円です。
やはり規模の大きな会社は、その分売り上げや営業利益なども多いため、潤沢な資金を持っています。
そのためまだ一人前になっていない若手社員に対しても、比較的高額な年収を支払っているケースも珍しくないです。
しかし若いうちから同年代と比較して高い年収が期待できる魅力もある一方、社員数が多すぎたり、年功序列や歴史などを重んじる傾向が強い大手企業も多くあるため、なかなか大きなチャンスを掴むことが難しい場合もあります。
そのため年収はもちろん大事ですが、大手企業の場合ステップアップのスピードがやや遅いというデメリットもあることに注意してください。
中企業の平均年収は315万円
一方で中企業になると大きく年収が下がり平均で315万円です。
やはり大手企業と比べると、資本力や体制などでやや不利となるために、平均年収も自然と下がってしまいます。
ただこれはあくまで平均金額です。
中企業の場合、ベンチャー企業なども多いため、実力主義や成果主義で給与が上がっていく制度を取っている会社も多いため、自分の力次第では平均より高い年収を稼げる可能性も非常に大きいです。
選ぶ企業にもよりますが、ある程度の資本力と若くから裁量のある仕事に就くチャンスも期待できる中企業は、うまくいけば大企業の同世代よりも高額な年収を掴むことも夢ではありません。
小企業の平均年収は300万円
続いて小企業の平均年収ですが約300万円です。
やはり大手企業と中小企業という分け方をされているだけあり、小企業と中企業の間ではそう大きな差がありません。
これは中企業にも共通して言えることですが、現場の社員などが大手企業ほど多くないため、比較的出世や年収アップを狙えるチャンスは多いです。
しかし小企業の場合、資本的安定力がない企業であったり、スタートアップ企業なども含まれるため、安易に企業選定をしてしまうと、会社自体の存続が難しい場合もあるので注意が必要です。
公務員の平均年収は300万~350万円
公務員の場合、地域や部署によって多少の違いはありますが、全体としての平均は300~350万円ほどです。
公務員の平均年収がちょうど25歳の平均年収に近いため、やはり公務員はまだまだ安定して生活を送れる職種の一つと言えるでしょう。
一般企業と違い、勤続年数なども給与査定の際大きなウェイトを占める公務員では、若いうちから飛び抜けた年収を手にするのは難しいですが、年数を追うごとに、安定した昇給などが見込めます。
そのため若いうちに同年代の年収の差がついてしまったとしても、あわてる必要がなく、年々追いつくことになるでしょう。
20代の業種別平均年収ランキング
20代の業種別平均年収ランキング
- 1位:金融
- 2位:メーカー
- 3位:建設・プラント・不動産
業種によって平均年収は大きく変わります。
高い給与を求めている場合は、稼ぎやすい業種に携わってみるのもおすすめです。
1位:金融
厳しいノルマや営業活動の成果として、高額なインセンティブなどのイメージが強い金融業の平均年収は373万円です。
理由としては、25歳であればまだまだ最前線で営業を行っている社員が多いため、給与自体が成績に左右されやすい時期です。
また一部を除き、基本的に保険・金融業の給与体系も、しっかりと基本給が設定されており、営業成績が悪くても、極端に年収が下がることがありません。
しかし、この業界では成績が良いと極端に年収が上がります。
営業成績は人によるので一概には言えませんが、一部のエリートは25歳でも700~800万円近くの年収を得ている社員も珍しくなく、実力次第では高額な年収が狙える業界です。
そのため、まだ現役の営業マンが多い25歳の平均年収は、他の業界と比べて、比較的高い結果となっています。
2位:メーカー
メーカーは比較的給与水準が高い業種です。
特にメーカーの中でも、たばこ、トイレタリーといった業種は年収が高くなる傾向があります。
その他にも、総合電機メーカーやゲーム/アミューズメント機器メーカーの平均年収はメーカーの中でも高いです。
3位:建設・プラント・不動産
ディベロッパー、不動産金融、ゼネコンの平均年収が高い傾向があります。
不動産に関わる業種は、仕事の規模が大きく安定した需要もあるため、比較的年収が高いです。
不動産系で年収が高い業種としては、他にも土地活用、住宅ハウスメーカーなどが挙げられます。
25歳で年収500万円は可能か?
高卒だと7年目、大卒だと3年目ですが、25歳で年収500万円は達成できます。
ただし、年収500万円に達するのは可能ですが、非常に難しいです。
何か突出したスキルあったり国家資格を持っていたりすると、年収500万円に到達しやすくなります。
25歳は年収に差が出る年齢
入社3年目となると、収入に能力などが加味される時期です。
能力が認められ、責任者や係長など役職がつくと収入は跳ね上がります。
学歴などで役職につけるかどうか決まる場合もあるため、25歳は年収に差が出始める年齢だと言えます。
25歳で年収300万円はやばい?
25歳で年収300万円は、そこまでやばくありません。
ただし、貯金は難しかったり将来的に給料があまり上がらない会社であったりする可能性があります。
年収300万円だと、今後のライフイベントに向けての資金が足りなくなる可能性があるため、今後も給与が変化しないのであれば転職を考えてみるのもありでしょう。
25歳で年収をアップするポイント
25歳で年収アップするポイント
- 非正規雇用ではなく正規雇用で働く
- 資格取得など技術やスキルを身につける
- 転職を検討する
25歳は年収に差が出やすい年齢です。
同年齢と差をつけるためには年収アップするポイントを知り実践しましょう。
非正規雇用ではなく正規雇用で働く
正規雇用は賞与がもらえます。
賞与は数カ月分の給与が貰え、非正規雇用の給料と大きな差が出るポイントです。
給与アップしたいのであれば正規雇用も考えに入れておきましょう。
資格取得など技術やスキルを身につける
スキルがあれば仕事の幅が広がります。
スキルが高い人材であれば会社が手放したくない人材となり、資格手当などで年収は上がるでしょう。
また、スキルを身に着け市場価値を高めておくことで、年収の高い他の仕事に就ける可能性も高くなります。
転職を検討する
25~30歳は転職に良い年齢です。
転職しただけで、一気に年収が上がったという事例もよくあります。
しかし何度も転職するのはマイナス評価を得てしまうので、会社選びは慎重になりましょう。
25歳で転職するメリット
25歳は第二新卒のため注意が必要と言いましたが、一方でメリットも十分あります。
まず多くの企業で20代の若手社員が不足しています。
そのため、実績があまりなかったり、経験がなく初心者としてい業界へ転職をする際も、今後の伸びしろやポテンシャルを評価し、内定を出してくれる企業も25歳であれば多くあります。
またストレートで大卒入社をした場合、25歳であれば社会人3年目になるはずです。
つまり企業からするとまだまだ社会人としての経験がない部類ですが、言い換えるとまだ何にも染まっていないとも言えます。
30代などの中途社員は、新しい会社でも前職でのやり方やスタイルが身に沁みついてしまっているため、なかなか新しい職場に適応できない場合があります。
しかし一方で25歳であれば経験の少なさがむしろメリットとなり、新しい会社へ早く順応できる可能性を秘めており、採用する側もそれを評価する場合があります。
そのため逆に若さや経験の少なさが、転職の際のメリットになることも十分にありえます。
転職したい人必見!内定者の選考体験が見られるインテリゴリラとは?
『インテリゴリラ』は、最難関企業への転職を目指すハイキャリア志向の方向けに、完全非公開の選考情報をご提供している転職メディアです。
実際に内定を獲得した方々から独自インタビューを実施した内容ですので、完全に独自のコンテンツとなっています。
各業界トップ企業の選考体験記が網羅
会社名 | 転職難易度 | 人気度 |
ボストンコンサルティンググループ | ★★★★★ | ★★★★ |
デロイトトーマツコンサルティング | ★★★★ | ★★★★ |
アクセンチュア | ★★★ | ★★★★★ |
日本M&Aセンター | ★★★★ | ★★★ |
リクルート | ★★ | ★★★★★ |
楽天 | ★★★ | ★★★★ |
Amazon Japan | ★★★★ | ★★★★★ |
また一般的な選考体験記と大きく異なり、インテリゴリラの選考体験記からは下記の情報が得られます。
・内定者が職務経歴書で何をPRしたのか
・面接での質問とそれに対する効果的な解答とNG解答例
・内定者から応募者への面接アドバイス
「読むだけで内定獲得の勝ち筋がわかる」ほど詳細な選考情報が網羅されているのが最大の特徴です。
特別選考へ挑戦できる
会員登録いただいた方限定で、業界No.1エージェントによるサポートや社員紹介(リファラル)での選考のご案内など、
幅広いご案内が可能です。特別選考の場合には、
書類審査なし/1次面接免除/社長面接確約/土日面接などのご案内ができる可能性があります。
自分のスキルやキャリアに自信のある若手の方は、
志望難関企業の内定に近づくために是非登録しておきましょう。
25歳の方は平均年収の高い会社へ転職を!
ここまで解説した通り、一般的に速いと思われる25歳での転職ですが、正しい転職方法で転職をすれば、年収もキャリアも上げることができます。
ただ難易度も非常に高いため、十分な対策や研究も必須となってきます。
そこで若くして転職を希望しているのであれば、優秀な転職エージェントに登録し、万全のサポートを受け、転職活動を行うことをおすすめします。
インテリゴリラの公式LINEアカウントから、非公開の転職情報を受け取りたい方は下のボタンをクリックしてください。