大和総研の平均年収は742万円
OpenWorkによせられた170人の回答によると、大和総研の平均年収は742万円です。
大和総研の平均年収はdodaが公開している「平均年収ランキング 最新版」によるコンサルティングファームの平均年収575万円よりも167万円高いです。
大和総研では基本給の他に残業代の支給があり、6, 12月の年2回の賞与の支給があります。
賞与の支給についてはグループ業績によるところが大きく証券の影響を強く受けます。
一方で、大和グループの評判の高い福利厚生が使え、家賃補助や住宅補助などの充実により、可処分所得は平均年収の数字で見えるより大きいといえます。
コンサルティングファームへの転職ならインテリゴリラ
コンサルティングファームに転職をお考えでしょうか?
インテリゴリラが内定者に直接インタビューした情報によると、コンサルティングファームへ転職活動をしようと考えている方や、既に始めている方の多くが持っている悩みは3点あります。
転職活動をする上で多くの人が悩んでいること
転職活動は新卒の就職活動よりも難易度が高いです。その理由は、年齢・現職の業界や業務内容・志望業界などが無数に存在し、「とりあえずココに行けばOK」のような正解がありません。
志望業界が未経験である場合、志望企業が未経験での採用を行っているかどうかも確認しなければなりません。
そして志望企業が決まっている方は、転職の選考対策方法に困っているのではないでしょうか。
中途採用の選考基準は細かく書かれていたり、日々更新されているわけではありません。どういった人を募集をしているのか、自分が内定を獲ることができそうかは転職に成功した人の実体験をヒアリングする必要があります。
実際にコンサルティングファームの選考では、対策必須ともいえるケース面接の出題頻度が高いです。
選考対策をして、転職をすると覚悟を決めた方は、最後はどのように内定を獲ることができるか知りたいでしょう。
内定者の面接内容を確認したり、内定実績がある人に協力してもらいながら、書類選考・面接を進めていきましょう。
上記の3つの悩みを解決してくれるのが、インテリゴリラの選考体験記です。
インテリゴリラの選考体験記は、内定者の学歴、社歴、職務経歴書、志望動機や転職軸、自己PR、選考対策方法、1次面接・2次面接・3次面接・最終面接での回答内容、内定理由、応募者へのアドバイスを全て余すところなく書いています。
インテリゴリラの選考体験記はコチラ
コンサルティングファームの企業一覧はこちら
大和総研の職種別の年収|同じ職種でも年収に幅がある
職種 | 平均年収 | 年収範囲 |
エンジニア・SE | 741万円 | 300万円~1,100万円 |
総合職 | 699万円 | 480万円~1,000万円 |
システム | 745万円 | 430万円~1,000万円 |
OpenWorkに掲載されていた大和総研の職種から平均年収を紹介します。
こちらの表を見ると、年収の範囲が非常に広いことが分かります。大和総研では20代~30代では給与水準は平均より高いですが、管理職レベルになれば給与は頭打ちであまり上がらないというケースもみられるようです。
大和総研と競合他社との年収比較
日系シンクタンク系コンサルティングファームである大和総研の競合として視野に入ってくるのが、野村総合研究所、三菱総合研究所、みずほリサーチ&テクノロジーズ、日本総合研究所です。
以下は、口コミを参考に競合他社との平均年収を比較した表です。
社名 | 平均年収 |
野村総合研究所 | 1,232万円 |
三菱総合研究所 | 1,111万円 |
大和総研 | 742万円 |
日本総合研究所 | 687万円 |
みずほリサーチ&テクノロジーズ | 658万円 |
大和総研の平均年収は3番目ですが2番目の三菱総合研究所とは大きく差があります。
しかし大和総研の設立は1989年であるのに対し、野村総合研究所は1965年、三菱総合研究所は1970年の設立です。大和総研は設立が浅いためこれから年収が伸びていくことが予想されます。
大和総研の新卒者の給与は2パターン
大和総研では総合職、総合職エキスパート・コースの新卒採用を募集しています。
総合職の給与は大学卒で月額255,000円、総合職エキスパート・コースの給与は月額400,000円~です。
総合職エキスパート・コースの場合は固定残業代30時間分を含みます。
同じ総合職ですが業務内容により給与に大きな差があります。
総合職はシステム、リサーチ、コンサルティング、コーポレートどれかの配属になりますが、総合職エキスパート・コースではITスキルなどを活かしデータサイエンス分野、サイバーセキュリティ分野の担当です。
大和総研の求める人物像は主に2つ
大和総研で求められる人物像として下記が挙げられます。
大和総研の求める人物像
- チャレンジ精神旺盛な人材
- 「変化」に対応できる人材
大和総研グループでは、口コミや評判によると若手社員に責任のある仕事を任せ、それを周りがサポートする風土があります。
これは、経験を積ませることで多くを学び成長してもらうことを目的としています。
また、個々の社員も教えられるより自ら学ぶ姿勢を強く持ち、積極的にチャレンジし、自己研鑽に取り組んでいます。
このような社風が、社員一人ひとりの能力を育くむことに繋がり、世の中にベストソリューションを生み出す原動力になっています。
また大和総研グループでは、評価される仕事ぶりや行動タイプで下記五点をあげています。
- 人を巻き込み仕事を進める
- 情報の共有や発信が積極的
- 失敗を恐れずチャレンジする
- やりぬく力、根性がある
- 後輩や仲間など人を育てる
その際必要となるのは、自らが主体的に動き、周りの関係者と積極的にコミュニケーションをとって進めていく力です。
一方で、世の中に付加価値の高いサービスを提供するためには、今までにない新たな取り組みにチャレンジする場合でも、自分と社会を成長させるべく、前向きに取り組む姿勢が求められます。
大和総研のボーナス・残業代の口コミ・評判
下記では、大和総研のボーナス・残業代に関する評判・口コミについて紹介します。

男性

女性
賞与は6月と12月に支給されます。
大和証券グループ各社合同で、従業員組合員が経営陣に対して賞与交渉を行います。
交渉と言っても、前半期(上期、下期)の業績からグループ全体の賞与額を決める計算式があり、基本的にはその計算式に当てはまることとなります。
ほぼ業績と比例関係で賞与が変動するため、ある意味賞与の考え方としては妥当と言えます。
また、全体の賞与額がグループ各社に割り当てられるが、この割合が各社によって異なります。
当然、事業規模や売り上げが最も大きい大和証券への賞与の割り当てが高くなります。
大和証券の売り上げがグループ全体の8割程度を占めるため、大和証券の業績によってグループ各社の賞与額が左右されることになります。
その為、2017年以降、しばらく下降傾向が続いています。

男性
新卒から基本給は順調に上がっていき、管理職になる年齢までは年収は基本的に上昇していきます。
ただしボーナスについては大和証券グループ全体の業績によってボーナスの総額が、決まりそこから個人評価で支給されるため、懸命な努力や評価が上がっても、全体のパイが小さくなれば下がります。
また、家賃手当が手厚く、管理職になる前までは結婚すると9万円ほど支給されるので、そこそこいい立地のマンションに住むことが可能です。
年収に家賃手当は含まないので、額面年収より実態の年収の方が多く、そこは魅力的です。
大和総研の福利厚生は手厚い
大和総研では下記のような福利厚生とその他の制度が設置されています。
大和総研の福利厚生とその他の制度
- 福利厚生
・財形貯蓄制度、従業員持株会、確定拠出年金、つみたてNISA、奨学金返済サポート
・定期健診、人間ドッグ、健康開発センター(医師・カウンセラー在室)など
・ベビーシッター制度、保育施設費用補助、所定時間外労働の免除など
・保活サポートデスク、介護コンシェルジュサービス
・独身寮、保養所 - 休日・休暇
・完全週休2日制(土日)、祝日、年末年始 ※土・日・祝祭日に出社した場合は振替休日を取得
・連続休暇最長10日、リフレッシュ休暇最長5日、フレックス休暇最長12日、勤続感謝休暇5日
・有給休暇17~23日(結婚準備休暇、キッズセレモニー休暇、ファミリー・デイ休暇、親の長寿祝い休暇、1時間単位の年休など)
・慶弔休暇(結婚時など)、看護休暇、介護休暇、公務休暇など - 諸手当・補助
・通勤・超過勤務・家族・昼食手当
・独身寮、住宅補助
・保育施設費用補助、出産一時金(62万円、3人目以降は200万円が追加)
下記は、大和総研の福利厚生に関する評判・口コミについて紹介します。

男性
福利厚生もかなり手厚く、若手は格安(8,000円/月ほど)で独身寮に住め、寮を出た後も住宅補助が出ます。
既婚者になっても、9万円の家賃補助が出ます。
昼食手当3500円以外に積立NISAや従業員持株会もあり、資産形成に繋がります。

女性
日系企業の福利厚生のよさを活用できる理想像です。
福利厚生として、通勤手当に加え、出産祝い一時金等も充実しており、課長代理、もしくは結婚することで住宅手当が上限で相当額でることとなります。
それを満たさないうちは、会社の寮での生活となりますが、寮によって会社への近さ、風呂、トイレの共同もしくは部屋付きなのかが異なるため、そこは運次第となります。
大和総研が激務なためは転職はやめておいた方が良い噂は本当?
大和総研は「激務」「大和総研への転職はやめておいた方が良い」という噂がよく見られますが、大和総研では業務とプライベートのオンとオフがはっきりしているため、激務ではありません。
- 平均有給休暇取得日数:年19.8日
- 残業時間:月35.6時間(OpenWorkのデータ)
- 男性の育児休業取得率が高い
大和総研は転職難易度が高い!理由は人気企業のため倍率が高いため
大和総研の転職難易度は高いです。理由は大和証券グループの企業で知名度があり倍率が高いためです。
応募者が多いため、求人票に掲載されている必須条件以上のスキルがなければ内定獲得は難しくなります。
また面接官には優れた実績やスキルを伝え他の応募者と差別化をし、面接官の印象に残るようにアピールすることが大事です。
大和総研が提供しているサービス内容は3つ
大和総研は主に3つのサービスを展開しています。
- システム
- リサーチ
- コンサルティング
システム
大和総研のシステムソリューションは証券、銀行、資産運用、社会保険、事業会社の5つに分かれます。PayPay銀行へのシステムのバージョンアップ、ダスキン健康保険組合にはマイナンバー運用に関するセキュリティシステムの効率化などを行ってきました。
現在話題の金融と情報技術の融合「Fin Tech」のような最先端技術の研究を常に行っています。
リサーチ
大和総研では経済予測、市場分析、経済システム分析などといった調査分析を行い、調査分析の結果は大和総研の研究員がコラムとして公開しています。
例えば経済予測では毎月の日本経済の予測を公開、経済や金融初心者にもわかりやすい入門として経済指標をみるための基礎知識や、つみたてNISAについても分かりやすく解説しています。
コンサルティング
大和総研では事業戦略の策定から実行支援までワンストップサービスを提供しています。経営ビジョン・中期経営計画の策定、M&A、株式報酬など様々なコンサルティングサービスを提供し、クライアント企業の課題解決をサポートします。
またミャンマーの資本市場の発展やカンボジアの電子商取引の法制度の枠組み評価などを行い、大和総研のコンサルティングは日本国外でも需要が高いです。
コンサルティングファームへ転職したい人必見!内定者の選考体験が見られるインテリゴリラとは?
『インテリゴリラ』は、コンサルティングファームへの転職を目指すハイキャリア志向の方向けに、完全非公開の選考情報をご提供している転職メディアです。
実際に内定を獲得した方々から独自インタビューを実施した内容ですので、完全に独自のコンテンツとなっています。
コンサルティングファームの選考体験記が網羅
会社名 | 転職難易度 | 人気度 |
マッキンゼー&カンパニー | ★★★★★ | ★★★★ |
ボストンコンサルティンググループ | ★★★★ | ★★★★ |
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン | ★★★★ | ★★★ |
アクセンチュア | ★★★ | ★★★★ |
日本IBM | ★★★ | ★★★ |
アビームコンサルティング | ★★★ | ★★★ |
また一般的な選考体験記と大きく異なり、インテリゴリラの選考体験記からは下記の情報が得られます。
・内定者が職務経歴書で何をPRしたのか
・面接での質問とそれに対する効果的な解答とNG解答例(ケース面接含む)
・内定者から応募者への面接アドバイス
「読むだけで内定獲得の勝ち筋がわかる」ほど詳細な選考情報が網羅されているのが最大の特徴です。
特別選考へ挑戦できる
会員登録いただいた方限定で、業界No.1エージェントによるサポートや社員紹介(リファラル)での選考のご案内など、
幅広いご案内が可能です。特別選考の場合には、
書類審査なし/1次面接免除/社長面接確約/土日面接などのご案内ができる可能性があります。
自分のスキルやキャリアに自信のある若手の方は、
志望難関企業の内定に近づくために是非登録しておきましょう。
大和総研への転職は手厚いサポートのある転職エージェントへご相談を!
大和総研への転職のために、給与、ボーナス、待遇、求められる人物像や評判・口コミなどについて、紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
大和グループの総合シンクタンク系のコンサルティングファームである同社は、証券系シンクタンクとして蓄積してきた「知見」、受け継がれた「洞察力」をいかんなく発揮し、最先端のIT技術を支えてきた大和総研グループのSI機能と連携し、時代を先取りしたコンサルティングを展開してきました。
今後は、AI技術を活用した様々な研究をベースに、金融資本市場に付加価値の高いサービスを提供していきます。
そんな、同社への切符を掴むには高難易度の選考を突破しなければなりません。
そんな高難易度の選考が評判の大和総研へ転職したいのなら、転職エージェントの利用をおすすめします。
なぜなら、大和総研のような大手企業の場合は、大手の転職エージェントに求人依頼をして採用をおこなっているケースが多い傾向にあるからです。
また、これまでに転職者を支援してきたノウハウで、応募書類の作成・添削から、難易度の高い面接の対策までおこなってくれます。
自分で直接応募するよりも内定獲得に向けた対策を万全にすることができます。
より準備を万全にしたい方は、実際に各トップ企業に実際に内定した方の非公開の選考体験記を載せたサイト、インテリゴリラを利用してみてはいかがでしょうか。
インテリゴリラの公式LINEアカウントから、非公開の転職情報を受け取りたい方は下のボタンをクリックしてください。
基本給は他社と比べて高めで、残業代もきちんと出るので、毎月貰える額は同年代と比べてかなり多いと思います。
ただし、賞与はグループ業績によるところが大きく証券の影響を強く受けます。
評価制度としては、年2回、部課長による評価のフィードバックがありますが、実際に業務で部課長と関わる機会は多くなく、単に気に入られているかどうかが大きい気がします。
評価が上がれば賞与額も上がりますが、賞与はグループ業績の影響の方が大きいのでモチベーションに繋がりにくいです。