「ご尽力」の意味と目上の人への正しい使い方は?類語や例文も合わせて紹介!

「ご尽力」の意味と目上の人への正しい使い方は?類語や例文も合わせて紹介!

「ご尽力」とはメールでも口頭でも相手に感謝をする際に使われる言葉です。よく耳にする言葉ですが、「ご尽力」を間違った使い方をしている人が多々います。今回は「ご尽力」の意味や使い方、類語や英語ついて例文と併せてご紹介していきますのでぜひ参考にして下さい。

記事の目次

  1. 1.「ご尽力」の意味とは
  2. 2.「ご尽力」の正しい使い方・例文
  3. 3.「ご尽力」と「お力添え」の違い
  4. 4.「ご尽力」の「お力添え」以外の類語
  5. 5.「ご尽力」の英語表現・例文
  6. 6.感謝の気持ちを伝える敬語表現「ご尽力」を正しく使おう!

「ご尽力」の意味とは

フリー写真素材ぱくたそ

「ご尽力」とはよく耳にする言葉ですが、正しく使用することはできていますか。ここでは、「ご尽力」の意味を解説しますのでしっかり確認していきましょう。

「尽力」の意味

「ご尽力」は「ごじんりょく」と読み、「最大限の力を尽くす」「骨を折る」「精一杯の力で努力する」など誰かのために努力をするという意味の「尽力」に、接頭語である「ご」をつけた敬語表現になります。

協力してもらった相手に感謝の気持ちを表す時に「ご尽力頂きありがとうございます」と使います。

上司や目上の人にも使える

前述した様に「ご尽力」は敬語表現になるため、上司や取引先などの目上の人にも使う事ができます。相手に敬意を表して感謝の気持ちを伝えたい場面などで使用することができるので、覚えておくととても役に立つ言葉です。

難関企業への転職ならインテリゴリラ

インテリゴリラが内定者に直接インタビューした情報によると、転職活動をしようと考えている方や、既に始めている方の多くが持っている悩みは3点あります。

転職活動をする上で多くの人が悩んでいること

転職活動は新卒の就職活動よりも難易度が高いです。その理由は、年齢・現職の業界や業務内容・志望業界などが無数に存在し、「とりあえずココに行けばOK」のような正解がありません。企業選びをする上で、転職軸を決め、内定を獲ることができるかを検討したいです。
志望企業が決まっている方は、転職の選考対策方法に困っているのではないでしょうか。中途採用の選考基準は細かく書かれていたり、日々更新されているわけではありません。どういった人を募集をしているのか、自分が内定を獲ることができそうかは転職に成功した人の実体験をヒアリングする必要があります。
選考対策をして、転職をすると覚悟を決めた方は、最後はどのように内定を獲ることができるか知りたいでしょう。内定者の面接内容を確認したり、内定実績がある人に協力してもらいながら、書類選考・面接を進めていきましょう。

上記の3つの悩みを解決してくれるのが、インテリゴリラの選考体験記です。
インテリゴリラの選考体験記は、内定者の学歴、社歴、職務経歴書、志望動機や転職軸、自己PR、選考対策方法、1次面接・2次面接・3次面接・最終面接での回答内容、内定理由、応募者へのアドバイスを全て余すところなく書いています。

インテリゴリラの選考体験記はコチラ

掲載企業一覧 | 転職選考体験のインテリゴリラ

「ご尽力」の正しい使い方・例文

Photo by mikecohen1872

それでは、「ご尽力」の意味を理解したところでここからは例文と併せてよく使うフレーズや使い方をご紹介していきます。中には日常生活ではあまり使わない言葉もありますが、頭の片隅に知識として入れておくと役に立つかもしれませんね。

「ご尽力いただき」

「ご尽力いただき」は「力を尽くしていただいて」という意味を持ちます。
通常は上司や取引先などの目上の人が、何かを達成するために力を尽くしてくれたことへの感謝の気持ちを表す時に使われる言葉です。
また、反対に謝罪の気持ちを伝える場面での前置きの言葉としてつかわれることもあります。

【例文】

  • ご尽力いただきありがとうございます。
⇨「力を尽くしていただいてありがとうございます」という感謝の気持ち。お礼状やビジネスメールでも使われています。
 
  • ご尽力頂きましたのに、この様な結果になってしまい誠に申し訳ございません。
⇨「力を尽くしていただきましたのに、残念な結果となってしまい申し訳ございません」という相手への感謝と自分(自社)の謝罪を表しています。

「ご尽力を賜り」

「ご尽力を賜り」は「力を尽くしていただきまして」という意味を持ちます。
前述した「ご尽力いただき」よりも、丁寧かつ相手を敬った言い方になります。
特にメールや手紙など、書き言葉で使われる事が多いです。

【例文】

  • ご尽力を賜り深く御礼申し上げます。
⇨「ご尽力をいただきまして大変ありがとうございます」と改まって、丁寧に感謝の気持ちを伝えたい時に使われます。

「ご尽力のおかげ」

「ご尽力のおかげ」は相手が力を尽くしてくれたことにより、物事が達成できたり成功したりした時に使う言い回しになります。

【例文】

  • 〇〇さんのご尽力のおかげで、新プロジェクトのプレゼンテーションが成功しました。
⇨これはプレゼンテーションが成功するにあたって、〇〇さんが陰で力を尽くしてくれたことに関して感謝の気持ちを述べています。

「ご尽力の賜物」

「ご尽力の賜物」は力を尽くしてくださったおかげで得られた「成果や恩恵」を指す言葉で、非常に丁寧な表現になります。

【例文】

  • これもひとえに貴殿のご尽力の賜物です。
⇨「今回のことはただただあなたが力を尽くしてくださった結果のことです」という意味になります。

自分に対して使う場合の使い方

自分が何かを頑張ったり努力したりすることがある場合に「尽力」は、自分の行動に対して使う事ができます。

【例文】

  • この先も当プロジェクトに尽力していく所存です。
⇨「この先もこのプロジェクトに力を尽くすつもりです」と、自分の意気込みを伝えることができます。

「ご尽力」と「お力添え」の違い

Photo by5688709

「お力添え」の意味

「お力添え」は「手を貸すこと」「手伝うこと」という意味の丁寧な表現になります。「ご尽力」との違いは、相手が力を尽くすほどの努力を必要としないことから、何かを依頼する際にも使う事ができます
また、「お力添え」と「ご尽力」はお助けレベルで使い分けると良いでしょう。

「お力添え」の使い方・例文

「お力添え」は二通りの使い方ができます。

①感謝の気持ちを表す

  • 多くのお力添えをいただき、誠にありがとうございました。
  • SNSの拡散施策にお力添えを賜り、誠にありがとうございました。

②依頼の意見
  • これからもお力添えをお願いしたく、ご連絡させていただきました。
  • 今後とも、より一層のお力添えをいただけますと幸に存じます。

また、「ご尽力」と異なり「(自分自身が)力添えをする」とは言いません。
「お力添え」や「力添え」は自分に対して使う事ができない言葉ですので注意しましょう。

「ご尽力」と「お力添え」の使い分け方

「お力添え」が適切な場合

  • イベントの主催者ではないが、集客に貢献してくれた。
  • 商品宣伝のために、自主的にSNSでインフルエンサーとして発信してくれた。
  • プロジェクトメンバーではないが、仕事のアドバイスをもらった。

「尽力」まではいかないですが、成功のために外部から軽く手を貸してくれた、協力してくれた程度であれば「お力添え」を使いと良いでしょう。

「ご尽力」が適切な場合

  • イベントのために出資してくれた。
  • 残業をし、寝る間も惜しんで一緒に仕事をしてくれた。
  • 上司の〇〇さんがプロジェクトを成功させるために全面的に協力してくれた。

成功をするために精一杯の力を貸してくれたとしたら「ご尽力」が適切です。

このように「お力添え」と「ご尽力」の意味はほとんど同じですがニュアンスが異なり、使い方を間違えると失礼な印象になってしまうので注意しましょう。

「ご尽力」の「お力添え」以外の類語

Photo bycongerdesign

それでは「ご尽力」と「お力添え」のニュアンスの違いを理解したところで、「ご尽力」のそのほかの類語をいくつかご紹介します。

「ご助力」

「ご助力」とは「ごじょりょく」と読み、「手助けする事」という意味の丁寧な表現になり、類語の一つになります。「お力添え」と同じく、「感謝」や「謝罪時の前置き」「依頼」の場面で使う事ができますので覚えておきましょう。

【例文】

  • この度は弊社の新プロジェクトに対して多大なるご助力を頂き、感謝しております。
⇨「今回は自社のプロジェクトに対して多くの手助けをして頂いて、本当にありがとうございました」という意味になります。

「ご支援」

「ご支援」はそのままの意味で「支援する事」「協力する事」という意味の言葉を丁寧にした言い回しです。
「ご支援」は便利な言葉で「感謝」「依頼」「謝罪時の前置き」のほかに、「ご尽力」と同じく自分に対しても使用できます。
しかし、「ご支援」は類語の中でも少々フランクな印象をもつ言葉なので、しっかりと感謝を表したい時には「ご尽力」「お力添え」を使った方が相手に丁寧な印象を与えます。

【例文】

  • ご支援承りますようお願い申し上げます。
⇨「(目上の人が自分に)ご支援をくださいますようどうかお願いいたします」という意味になります。

「ご協力」

「ご協力」は「協力」の敬語表現になります。「目的に向かって力を合わせて行う」という意味の「協力」に接頭語の「ご」をつけた敬語表現のため、目上の人にも使える言葉になります。

目上の人に協力をお願いする際に「ご協力お願いします」と使います。しかし、もし同じ様な場面で「ご尽力お願いします」と言ってしまうと相手に力を尽くして努力をして欲しいと、失礼な印象を与えてしまうので注意が必要です。

「ご尽力」の英語表現・例文

Photo byGDJ

「ご尽力」と言う言葉は難しそうに聞こえますが、実は英語で表現することもできるのです。それでは最後に英語での言い回しを二つご紹介しますので確認していきましょう。

英語表現①effort

effort」には「努力」「力を尽くす」などの意味があります。
「make effort」で尽力するというフレーズになります。

【例文】

  • Thank you for your making efforts.
⇨ご尽力いただきありがとうございます。

英語表現②assistance

「assistance」には「手伝い」「援助」という意味があります。

【例文】

  • Thank you for your assistance.
⇨ご尽力いただき感謝いたします。

このように簡単な英語で表現できるので、ぜひ参考にしてみて下さい。

転職したい人必見!内定者の選考体験が見られるインテリゴリラとは?

インテリゴリラ』は、最難関企業への転職を目指すハイキャリア志向の方向けに完全非公開の選考情報をご提供している転職メディアです。
実際に内定を獲得した方々から独自インタビューを実施した内容ですので、完全に独自のコンテンツとなっています。

インテリゴリラ 公式サイトはこちら

各業界トップ企業の選考体験記が網羅

会社名 転職難易度 人気度
ボストンコンサルティンググループ ★★★★★ ★★★★
デロイトトーマツコンサルティング ★★★★ ★★★★
アクセンチュア ★★★ ★★★★★
日本M&Aセンター ★★★★ ★★★
リクルート ★★ ★★★★★
楽天 ★★★ ★★★★
Amazon Japan ★★★★ ★★★★★
インテリゴリラでは、上記のような各業界No.1の難関企業の選考体験記が掲載してあります。

また一般的な選考体験記と大きく異なり、インテリゴリラの選考体験記からは下記の情報が得られます。

内定者が職務経歴書で何をPRしたのか
面接での質問とそれに対する効果的な解答とNG解答例
内定者から応募者への面接アドバイス


「読むだけで内定獲得の勝ち筋がわかる」ほど詳細な選考情報が網羅されているのが最大の特徴です。

特別選考へ挑戦できる

会員登録いただいた方限定で、業界No.1エージェントによるサポートや社員紹介(リファラル)での選考のご案内など、
幅広いご案内が可能です。特別選考の場合には、
書類審査なし/1次面接免除/社長面接確約/土日面接などのご案内ができる可能性があります。

自分のスキルやキャリアに自信のある若手の方は、
志望難関企業の内定に近づくために是非登録しておきましょう。

インテリゴリラ 公式サイトはこちら

感謝の気持ちを伝える敬語表現「ご尽力」を正しく使おう!

いかがでしたか、今回は「ご尽力」について意味や使い方、類語、英語について詳しく説明してきました。

特に類語は意味はほとんど同じですが、ニュアンスが若干異なる事がわかりましたね。言葉によってはややフランクな印象を与えてしまう場合もあるので、目上の人へは臨機応変に使い分けられる様になりましょう。

有名一流企業の選考体験記は一覧はこちら

転職選考体験記のインテリゴリラ
内定者だけが知る内定方法を完全公開。ここだけにしかない中途採用内定者の選考体験記(選考対策、志望動機、自己PR、職務経歴書、面接の質疑応答等)を読んで確実に内定獲得へ。特別選考のご案内や、真のNo.1ヘッドハンターや現役社員のご紹介も。

インテリゴリラの公式LINEアカウントから、非公開の転職情報を受け取りたい方は下のボタンをクリックしてください。

友達追加
ayu
ライター

ayu

ビジネスマナー講師としての経験があります。ライティングに関しては初心者ですが、丁寧に1記事1記事執筆して参ります。

関連記事

目次

人気記事ランキング