デロイトトーマツコンサルティングの平均年収は1,100万円
デロイトトーマツコンサルティング合同会社の平均年収は1,100万円です。(外資就活調べ)
国税庁が毎年発表する、1年を通じて勤務した給与所得者の年間の平均給与である年収は、441万円です。それに比べると、デロイトトーマツコンサルティングの年収は2倍以上の高年収であることがわかります。デロイトトーマツコンサルティングへの中途採用の転職活動にチャレンジすることは、年収の面からは意味があるものと言えます。
また、他のコンサルティング会社の競合と比較してデロイトトーマツコンサルティングの平均年収が高いか安いかについては後ほど述べます。
デロイトトーマツコンサルティングの推定生涯年収
平均年収をもとにストレートで大学進学、卒業をした新卒入社の22際から65歳まで継続してデロイトトーマツコンサルティングに勤務したと仮定します。すると、推定生涯年収は3億5,690万円となります。
口コミサイトを参考に作成した上図から判断すると、平均年収の830万円には、30代中頃で到達し、ピークは50代で訪れます。
最もコンサルティング会社では、コンサルタントからマネージャーまで幅広いポジションがあることから、この生涯年収よりも多くもらえることを目指すことも十分可能です。
30代で年収1000万円到達可能
デロイトトーマツコンサルティングでは30代で年収1000万円に到達可能です。
新卒者の場合は勤続8~10年目で年収1000万円に到達する可能性が高いといわれています。転職者は前職のスキルなどによって年収が変わってくるため、入社1年目から年収1000万円支給されるケースもあります。
しかしマネージャー以降の役職は評価が厳しくなるため年収の上昇の幅が小さくなることもあります。マネージャー以降で実績を上げられない社員は他社へ転職する傾向も強いです。
総合系コンサルティング企業では平均年収第2位
デロイトトーマツコンサルティングは会計事務所のバックグラウンドを持つことから、「監査・保証業務」や「税務・法務」から「ファイナンシャルアドバイザリー」など幅広いコンサルティング事業を展開する総合系コンサルティング企業です。最近では、企業のIT化に伴って、業務効率化やデジタルトランスフォーメーションの領域にも進出していることから、デロイトトーマツコンサルティングのコンサルタントが対応する業務は幅広いものとなります。
同じ総合系コンサルティング企業で平均年収を比較したところ、野村総合研究所に次いで第2位に位置しています。以下が第5位までをまとめた表です。
企業名 | 平均年収 | |
---|---|---|
1位 | 野村総合研究所 | 1,232万円 |
2位 | デロイトトーマツコンサルティング | 1,100万円 |
3位 | アクセンチュア | 900万円 |
3位 | プライスウォーター ハウスクーパース(PwC) | 900万円 |
5位 | 日本アイ・ビー・エム | 750万円 |
デロイトトーマツコンサルティングの給与システム
基本給と賞与が年に二回支給される制度になっています。
外資系の企業では、年度始めまたは入社時に1年間の給与を決定する「年俸制」を導入している企業が多いです。しかし、 デロイト トーマツコンサルティングは日系企業と同じく基本給と賞与(ボーナス)の給与システムを導入しています。
賞与については2月と8月の2回に分かれています。2月のボーナス額は決まった額となっており、8月はデロイトトーマツコンサルティング自身の業績と個人の評価によって支給額が変わってきます。
評価に関しては、プロジェクトの上司(主にマネージャー)の評価がほぼそのまま使われるが、社内活動等により増減がされます。
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転職活動をする上で多くの人が悩んでいること
転職活動は新卒の就職活動よりも難易度が高いです。その理由は、年齢・現職の業界や業務内容・志望業界などが無数に存在し、「とりあえずココに行けばOK」のような正解がありません。
志望業界が未経験である場合、志望企業が未経験での採用を行っているかどうかも確認しなければなりません。
そして志望企業が決まっている方は、転職の選考対策方法に困っているのではないでしょうか。
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デロイトトーマツコンサルティングの年収が高い理由は好業績にあり
デロイトトーマツコンサルティングの年収が高い理由は業績が安定しているからです。
1993年の設立以降、戦略立案、グローバル展開を強みとし規模やBIG4に属しているという圧倒的な知名度で競合他社を圧倒しています。
デロイトトーマツグループの2022年会計年度の売上は前年比よりも増加しています。近年、好業績であるため高年収につながっていると考えられるのです。
またコンサルティング業界特有な理由もあります。コンサルティング業界では優秀なコンサルタントが条件の良い他社へ転職し人材が流出してしまうケースが多くあります。
そのため優秀なコンサルタントに働き続けてもらうため高い年収を提示し引き留めているからです。
デロイトトーマツコンサルティングの新卒初任給
デロイトトーマツコンサルティングの新卒初任給は、大卒で570万円・大学院卒で580万円ほどです。これは同業のPwCやアビームと比べてみても、総合系コンサルティングファームのなかでは高水準です。
確かに新卒の給与額としては、他の事業会社よりはやや高めですが、労働時間が長くコンサルタントとして求められるレベルは非常に高いです。また、時給に換算すると、妥当な金額とは言えず、給料をもらいながら勉強させてもらっていると気持ちを切り替えていける人が割り切ることも重要です。
デロイトトーマツコンサルティングの役職別の平均年収
デロイトトーマツコンサルティングの役職階層は下記の通り6ランクとなっています。
デロイトトーマツコンサルティングの役職階層
- ビジネスアナリスト
- コンサルタント
- シニアコンサルタント
- マネージャー
- シニアマネージャー
- パートナー・ディレクター
それぞれのポジションについての平均年収について説明していきます。
ビジネスアナリストの平均年収
ビジネスアナリストはデロイトトーマツコンサルティングに新卒入社した際にはじめて与えられる役職です。中途採用の転職者については、他のポジションから始まることも十分に可能です。
おおよそ入社1〜2年目の社員が該当し、平均年収は500〜650万円のレンジです。業務内容は1〜2年の間に「コンサルタント」への昇格が期待され、幅広い業界や企業のプロジェクトを通じて、コンサルタントとしての基礎業務にあたります。
この年収には基本給と賞与が含まれていますが、賞与については業績賞与と個人評価に応じたインセンティブ賞与の2通りがあります。コンサルティング会社である為、頑張っただけもらえる、というよりは頑張りを周囲(主にマネージャー)が評価してくれればその分賞与の金額も伸びるという仕組みのです。
コンサルタントの平均年収
デロイトトーマツコンサルティングのコンサルタントはおおよそ入社2〜4年目の社員が該当し、平均年収は600〜850万円です。年収の伸び方としては下記の通りです。
年収の伸び方のイメージ
- 2年目700万
- 3年目800万
- 4年目850万
またデロイトトーマツコンサルティングでは、業務はプロジェクト単位で割り振られます。同期入社した友人が全く違う業界のコンサルティングをしているというのは珍しいことではありません。ですので一概の固定の業務があるという訳ではありません。
例えば、製造業(消費財領域)における業務では、「事業戦略策定」「海外展開支援」「オペレーションモデル変革支援」「リスク管理」「サプライチェーンマネジメント」等を顧客に対して行います。
シニアコンサルタントの平均年収
デロイトトーマツコンサルティングのシニアコンサルタントはおおよそ入社5〜8年目の社員が該当し、平均年収は900〜1,100万円です。
業務内容はコンサルタントと同じくプロジェクトごとにチームで動くためさほど変化はありません。しかし、より責任ある立場として、部下の進捗を管理したりする業務が徐々に増えていきます。またマネージャーとコンサルタントのパイプ役も務めるようになる為、精神的にも大変なことが増えていきます。
またシニアコンサルタントというポジションから同業他社の日系企業(アビームなど)から中途入社してくる人が、多くいます。シニアコンサルタントとして中途入社することにより、年収が100万円ほど上がる為です。ここからは、上のポジションに向けて、より競争も熾烈なものになります。
マネージャーの平均年収
デロイトトーマツコンサルティングのマネージャーはおおよそ入社6〜10年目の社員が該当し、平均年収は1,200〜1,500万円です。
マネージャーというポジションからは、コンサルティング能力以外の能力も求められるようになります。プロジェクト全体の進捗管理やメンバーのマネジメント能力も期待されるようになります。マネージャーからは一段上のスキルが要求されるということですね。
シニアマネージャーの平均年収
デロイトトーマツコンサルティングのシニアマネージャーはおおよそ入社10年以降の社員が該当し、平均年収は1,500〜2,000万円です。
シニアマネージャーはプロジェクトの責任者です。上記に示したマネージャーというポジションよりも更に高いチームのマネジメント能力も問われる役職です。もちろん、コンサルタントとしての高い能力も求められます。
デロイトトーマツコンサルティングは将来性が高い!年収が上昇する可能性あり
デロイトトーマツコンサルティングは成長を続けていて将来性が高いです。
例えば他企業と協業しサービスを提供したり、WellMeを活用した組織変革コンサルティングを実施しています。
売上高も前年比より増加しており経営が安定しているため年収も上昇する可能性があります。
デロイトトーマツコンサルティングの社風・口コミ
年収の高いデロイトトーマツコンサルティングですが、 その代わり激務だったり、厳しい社風出会ったりするのかについては入社前は、あまりわからないものです。ここでは口コミをもとに社風と業務時間について下記に書きます。
社風
一般的に年収の高い外資系コンサルティングファームであるマッキンゼーやボストン・コンサルティング・グループでは「Up or Out(昇格するか? 去るか?)」という文化が根付いていると言います。昇進するために高いパフォーマンスを求められ、社員同士の競争も激しく、入れ替わりも毎日のようにあるというイメージがあります。
しかし、 デロイトトーマツコンサルティングは外資系企業としては珍しく、「Up or Out」の文化は弱く、社員を長い目で見てじっくりと育てていく社風のようです。競合他社であるアビームコンサルティングなどでも、「Up or Out」ではなく「Up or Stay」の文化であることから、、総合系コンサルティンングのファームでは長い目で成長を促してくれる社風があります。
下記に社風についてのデロイトトーマツコンサルティングの社風についての口コミを示します。

男性
マネージャーではないプロジェクトの一スタッフであっても、裁量を与えてもらえて、様々なことに挑戦させてもらえる雰囲気がある。 また、グローバル関連のプロジェクトが多く、海外法人や会計士・税理士などのメンバーと一緒に仕事をする機会が多く、グローバルな視点で仕事ができる。
また、面倒見がよい方が多く、仕事ができない人であっても、できるようになるようまで支援を受けることができる環境が十分に整っている。もちろん、Up or Outではない。

女性
若くても、責任の重たい仕事を任せられる社風です。
上司につくシニアコンサルタントからマネージャーの方まで、これまで場数を踏んでここまでやってきた人が多く、失敗しても批判するのではなく、より建設的な意見を言われる事の方が多い。
一人一人が、社員の成長を大事にしていると感じています。
これらの口コミからも、「Up or Out」の社風ではなく、社員の成長を長い目で見ながら応援してくれる社風であることがわかりますね 。
業務時間
外資系のコンサルティングファームであるため、平日も休日も関係なく、ワーカホリックになることを求められるのではないか?」と不安の方も多くいらっしゃるかと思います。一体、労働時間はどれくらいなのでしょうか。
デロイトトーマツコンサルティングでは先ほども説明したようにプロジェクト単位で業務が進んでいくため、労働時間はプロジェクト次第であると言えます。基本的には9時〜19時ごろが定時のようですが、プロジェクトによっては、深夜でタクシー帰りであるというケースもあるようです。
以下は社員の方の口コミです。

男性
アサインされたプロジェクト次第でに大きく労働時間は変わります。ワークライフバランスに理解のあるマネージャーやパートナーが上司であれば、比較的ワークライフバランスの取れた生活ができると思います。

女性
基本的には、クライアントの休み次第によって、自分たちの休みも決まっていきます。しかし、クライアントから稼働を求められれば、休日出会っても働く必要があり、自ら希望する日に休むことはかなり難しいと言わざるをえません。
直近では、退職者が多いため、マネージャーやパートナーも意識改革をしようとしていますが、実際には改善にはまだまだ、時間がかかります。だだ、すべては所属する部署とプロジェクトの運次第ですね。

男性
所属するユニット、プロジェクト、担当のマネージャーによってまちまちである。 就業時間は大体、10:00からで、終了時間は早いユニットで19:00、遅いユニットだと定常的に02:00とかもあり得る。
デロイトトーマツコンサルティングの募集職種・福利厚生
デロイトトーマツコンサルティングのHPの中途採用職種一覧のページによれば、 現在以下の職種が募集されています。
- Enterprise Technology & Performance Div.
- Customer & Marketing Div.
- Human Capital Div.
- Strategy, M&A Division
- Core Business Operations Division
- Deloitte Digital
- dX Garage
- Industry Services
- エリア採用
福利厚生
デロイトトーマツコンサルティングでは他の大企業と同じように、以下のような福利厚生のラインナップを提供しています。
- 各種社会保険完備
- 企業年金
- 退職金
- 出張手当
- 通勤手当
- 総合福祉団体定期保険
- 財形貯蓄制度
- 定期健康診断
- 保養施設利用補助
- カフェテリアプラン
コンサルティングファームへ転職したい人必見!内定者の選考体験が見られるインテリゴリラとは?
『インテリゴリラ』は、コンサルティングファームへの転職を目指すハイキャリア志向の方向けに、完全非公開の選考情報をご提供している転職メディアです。
実際に内定を獲得した方々から独自インタビューを実施した内容ですので、完全に独自のコンテンツとなっています。
コンサルティングファームの選考体験記が網羅
会社名 | 転職難易度 | 人気度 |
マッキンゼー&カンパニー | ★★★★★ | ★★★★ |
ボストンコンサルティンググループ | ★★★★ | ★★★★ |
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン | ★★★★ | ★★★ |
アクセンチュア | ★★★ | ★★★★ |
日本IBM | ★★★ | ★★★ |
アビームコンサルティング | ★★★ | ★★★ |
また一般的な選考体験記と大きく異なり、インテリゴリラの選考体験記からは下記の情報が得られます。
・内定者が職務経歴書で何をPRしたのか
・面接での質問とそれに対する効果的な解答とNG解答例(ケース面接含む)
・内定者から応募者への面接アドバイス
「読むだけで内定獲得の勝ち筋がわかる」ほど詳細な選考情報が網羅されているのが最大の特徴です。
特別選考へ挑戦できる
会員登録いただいた方限定で、業界No.1エージェントによるサポートや社員紹介(リファラル)での選考のご案内など、
幅広いご案内が可能です。特別選考の場合には、
書類審査なし/1次面接免除/社長面接確約/土日面接などのご案内ができる可能性があります。
自分のスキルやキャリアに自信のある若手の方は、
志望難関企業の内定に近づくために是非登録しておきましょう。
デロイトトーマツコンサルティングへの転職は手厚いサポートのある転職エージェントへご相談を!
中途採用の転職マーケットの状況としては、正直に言うと、難しい状況となっています。
新型コロナウイルスの感染拡大の収束の目処がつかないことからも明らかです。またクライアント企業の経費削減という観点からもコンサルティング業界は危機に晒される可能性が非常に高いと言えます。
また、有効求人倍率(季節調整値)は1.11倍となり、昨年6月の0.5ポイント下回っています。この状況はコンサルティング業界にも起きると予想がつきます。
上記のような影響で、コンサルティング業界の企業の採用ホームページを見てみても、募集が減っているのを顕著に見られます。
こういう状況でも、中途採用の転職エージェントを利用すると、難易度の高いコンサルティング業界のデロイトトーマツコンサルティングなどの有名企業の非公開求人が存在する場合もあり、利用するのがおすすめです。
さらに、転職エージェントによっては持っている中途採用の非公開求人が異なるので複数登録することをおすすめします。
まだ、中途採用の転職活動をする気が無いと思っている人でも、コンサルティング業界の概要や選考体験記を読むことで転職も視野に入れられることになります。そこからどの企業に転職したいかについて、考えることで、中途の転職活動がより現実味を帯びたものになります。
実際に各トップ企業及びコンサルティング業界に実際に内定した方の非公開の選考体験記を載せたサイト、インテリゴリラを利用してみてはいかがでしょうか。本気でデロイトトーマツコンサルティングに内定したい方は以下から登録してみてください!
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