コロプラの転職難易度は？選考情報や社風をベンチャー人事担当者が監修解説！

コロプラの転職難易度は、中級程度の難易度と言えます。
ゲーム事業をメインとしているため、エンジニアやゲームディレクターなど、高度なスキルが求められる募集がほとんどです。
しかし応募必須条件として、実務経験〇〇年など年数に縛りがありません。
そのため実務経験があり、スキルや成果のある人であれば誰にでも入社できるチャンスがあります。
またコロプラでは、応募者に対して求める人物像を明確に掲げ、コロプラのビジョンや社風に共感できるかなど、人柄も重視する傾向にあります。

現在コロプラのコーポレートサイト上では、多くのポジションの採用が行われ大量募集中です。
また働き方制度の改革や、福利厚生の充実差から転職者からの人気も近年高くなっていますが募集枠も多いため、他のベンチャー企業やIT企業などと比べ、転職難易度は中程度の難易度であるため、比較的内定獲得率は高いと言えます。

コロプラはゲーム事業とVR事業の2つの事業をメインに構え、数多くのアプリをリリースしています。

社長の馬場氏が開発した、ケータイ電話の位置情報を利用したゲーム、通称位置ゲーを中心に、様々なスマホゲームの開発運営を行い、安定した収入基盤を構築しています。
特に代表的なのが2014年にリリースされた白猫プロジェクトで、リリース当初から爆発的な人気を誇り、現在でもグーグルプレイストアのゲーム部門でTOP50以内にランクインをするなど、衰えを見せません。

最近ではVR事業にも積極的に参入しており、360channnelでは、映画やライブなどのあらゆるエンターテインメントをVRを通して、よりリアルに体験できるサービスを展開しています。

コロプラのコーポレートサイトによると、現在配信しているアプリの数は合計139本にも上ります。
コロプラではヒットアプリだけに依存することなく、常に新しいアプリを開発、リリースしているため、社員全体が挑戦をし続ける社風にあります。

また現在コロプラでは、ゲーム事業以外に投資事業にも活動の幅を広げています。
2019年11月にIT関連を中心とした7号ファンドを設立し、上場企業を対象とした上場株1号ファンド投資事業組合を設立しています。
投資事業では、学生・次世代起業家向け投資、XR企業向け投資、その他の3つのセクションに分け事業を展開しています。

有価証券報告書によると、2020年のコロプラ全体の平均年収は583万円です。
直近5年間の平均を見てみても、平均580万円と非常に安定しており、平均年収は高水準をキープしています。
また情報通信業界全体と比べても、比較的高水準のため、コロプラでは同年代の同僚達よりも、得られる収入は高い傾向にあります。
一方で、上場企業全体の平均年収630万円なので、それと比較すると、やや少ない印象を受けます。

最近の傾向として、社員の年齢が若いIT企業では、エンジニアや開発ポジションの年収が高い傾向にあります。
しかしコロプラの特徴として、エンジニアやバックオフィス、企画職などそれぞれのポジションを比較しても、平均年収に大きく差がありません。

• 企画：平均563万円
• バックオフィス：平均525万円
• エンジニア：平均512万円

ネット上ではブラック企業ではないかとの声が多いコロプラですが、実際の福利厚生は非常に充実しています。

完全週休二日制度や各社保完備など一般企業と同じ福利厚生はもちろんですが、その他に上記のようなユニークな福利厚生も非常に多いです。
フレックスタイムや時差出社など、社員ひとりひとりが自由な働き方を選べる制度や、育児関連のサポートも手厚く、社員を大切にする社風か伺えます。
また開発職の多いコロプラでは、福利厚生で社員が自分の使用するPCのスペックなどの希望を出すことができ、規定内で自分の望むマシンを使うことができます。
社内の6割以上が開発やデザイナーなどのポジションのため、PC選択制度は社員からも非常に高評価の福利厚生の一つです。

口コミサイトの統計によると、月間の平均残業時間は27.7時間とされています。
基本的に残業が多くなりがちなクリエイター職ですが、コロプラでは極力残業時間を減らすように取り組んでいるため、業界の平均よりも少ないです。
またコロプラは2018年に大幅な働き方制度改革を行い、以下の3つの変更を加えています。

1. 裁量労働制の廃止
2. フレックスタイム制度の導入
3. 22時以降の残業、休日出勤の禁止

前述通り2018年の働き方制度改革後、コロプラは福利厚生に力を入れワークライフバランス大切にする社風が浸透しています。
そのためプライベートの時間をしっかりと確保でき、バランスよく働くことが可能です。

しかし知人曰く部署によっては、新アプリのリリース直前や、その直後は業務が増えるため、残業などが多くなり、プライベートの時間をうまく作れない時期もあるとのことです。

また現在ではフレックス制度の恩恵も大きく、プライベートの予定によっては、自分の出社時間をずらすことも可能です。
加えてコロナウィルスの影響で、リモートワークやフリーアドレス制度がより一層活用されはじめ、現在では働く場所をほとんど選ばずに働けます。
そのためほとんどの社員は働き方制度の改革後、現状のワークライフバランスに満足をしている様子です。

コロプラの選考フローは一般の企業とそう変わりはなく、書類選考と面接複数回が設定されています。
スピード感も早く、選考に入ってしまえば2週間か1ヶ月程度で合否が伝えられます。

一次面接、二次面接では、業界特有のスキルに関した質問が多い傾向がありますが、難易度自体はあまり高くありません。
そのためどのような開発実績があるのか、ゲームアプリを開発するスキルがあるかなど、経験やスキルをベースに面接が行われます。
コロプラでは多くの職種で募集を行っているため、事前に自分のスキルと必要とされている条件を照らし合わせ、対策を取ることをおすすめします。

最終面接では、人柄やコミュニケーション能力を見られる傾向が強いです。
円滑な連携が取れるか、適切な質疑応答ができるかなどを見定めるため、仕事に関係のない話や、雑談に近いような話題を振られることも多く、その会話から人となりなどを見られます。
そのため日ごろから、起承転結を意識したコミュニケーションを取ることを心がけ、相手にストレスを与えないような会話を意識するようにしましょう。

また最も注意すべき点が、ゲームの知識に関してです。
応募必須条件には含まれていませんが、ゲーム会社である以上、応募者のゲームに対しての知見や、興味関心のアンテナなどはチェックしています。
そのため例え興味がなくても、最近流行しているゲームは一通りダウンロードをし、プレイしておくことがベターと言えます。

コロプラはまだ若い会社であり、成長段階のため若いうちから仕事を任せていく社風があります。
そのため面接でも、スキルや経験以外に向上心や野心などのマインド面もチェックしているケースが非常に多いです。
さらにコロプラでは5年後、10年後に自分がどうなりたいのか必ず質問されます。
自分のビジョンをしっかりと持ち、なぜコロプラへ入りたいか、何を成し遂げたいかなど、長期スパンでの明確なキャリアプランをあらかじめ考えておく必要があります。
面接では新しいことに挑戦する姿勢や、ゲームやエンターテインメントをを通して、どのような価値を市場に提供したいかなど、具体的に話せるようにしておくと、面接がよりスムーズに進むでしょう。

実際にコロプラの中途面接で質問された例は以下のようなものがあります。

• 5年後、10年後自分はどうなりたいか
• 志望動機と退職理由
• 普段どのようなゲームをするか
• 作ってみたいゲームは具体的にどんなゲームか
• どの言語でプログラミングができるか
• 前職でどのような開発実績があるか

コロプラでは社員を採用する際、コロプラのビジョンや社風にマッチできるかを重点的に見る傾向にあります。
そのためコロプラの社風や働き方、求める人物像は、徹底的に把握しておく必要があります。
具体的にコロプラで求める人物増に関して、4つのポイントをコーポレート上で開示しています。

1つ目のポイントは、結果、数字、人に素直なことです。
コロプラは白猫プロジェクトをはじめ、多くのヒットアプリをリリースし、成長段階にある企業です。
現在は海外展開やVR事業にも注力をしているため、今後ますます成長が見込めます。
そのため、各プロジェクトごと難易度の高い目標に対して、結果にこだわって勤務することが求められます。
加えて難易度の高いプロジェクトの結果にこだわるのであれば、チームでの協力も不可欠になるため、人に対しても素直になり、連携や協調性がある人物が望ましいとされています。

2つ目にあげられるのが、ビジネスとしてエンターテインメントに関心があることです。
ゲーム会社なので、単純にゲームに対しての興味関心は問われますが、ゲームをユーザー目線ではなく、開発側の目線に立つことが求められます。
これは少々難易度が高いですが、どのようにビジネスとして成功に導けるかなどを具体的に考えらえる力も必要になってきます。

3つ目のポイントは会社作りに興味をもてるかです。
言われたとおりに開発を行いゲームをリリースするだけではなく、自分主体でどのように会社の利益を上げ成長をさせるかなど、ワンランク上の視点を持つことが必要です。
そのためコロプラでは新卒中途問わず、全員に当事者意識を持たせる社風があります。

最後のポイントは徹底的な改善、新たな挑戦などベンチャーマインドあふれることが重要視されています。
2018年には働き方における制度を大きく変更し、より自由な社風に変わりました。
そのため、常に能動的に挑戦する姿勢や、困難に立ち向かうベンチャーマインドを持つ人をコロプラは必要としています。

上記のように、コロプラでは明確に求める人物像を掲げています。
そのためコロプラへ転職を検討しているのであれば、自分がこれらに当てはまっているか、もしも当てはまっていなければ、当てはまるようなエピソードを用意して面接対策を行うことをおすすめします。

現在コロプラでは上記の職種で経験者募集を行っています。
採用人数やポジションが多いため、比較的難易度は高くありません。

ただし、白猫プロジェクトと黒猫のウィズに関しては、専門の部署があり、この2つのアプリ専任の技術者募集を行っています。
そのため色々な経験を積み、多くのことに挑戦したい場合は、専任部署への応募はお勧めできません。
逆に現在のヒットアプリや人気の高いゲームの開発に自らも参加したいのであれば、専任部署への応募はお勧めできます。

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『doda』は、転職サポートに定評のある国内トップクラスの総合転職エージェントです。

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