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クニエの年収は高い?会社概要や働き方を分析して徹底解説!

クニエの年収は高い?会社概要や働き方を分析して徹底解説!

クニエの中途採用で気になる平均年収や福利厚生を紹介します。非公開の内定者の年収やクニエの面接内容や転職方法も紹介します。クニエはNTTグループの総合コンサル企業であり、海外展開に積極的な同社の徹底分析の当記事はクニエへ転職をお考えの方は必見の内容です。

目次

クニエの平均年収

クニエの平均年収

クニエの平均年収推移

近年のクニエの平均年収の推移を分析してみると、新卒と中途採用の社員含めて、クニエの平均年収は860万円で推移しており、日系コンサルティングファームの中でも平均と同じくらいです。
年収については、年俸制が採用されており、裁量労働制を採用しているため、みなし残業代込み(残業月約45時間分)です。

クニエの業績

クニエの業績

年度
純利益
2018年3月期9億5,149万6,000円
2019年3月期12億3,516万5,000円
2020年3月期14億4,259万4,000円

好調な国内事業及び海外事業の規模拡大により、受注高は過去最高値を更新し、純利益は過去三年右肩上がりで推移しています。
近年、企業の業務効率化、デジタルトランスフォーメーション、ビッグデータ解析(データ分析)の需要が上がり、同業の競合他者においても、増収増益である企業が多いです。

日系コンサルティングファームの平均年収は955万円

日系コンサルティングファーム各社の有価証券報告書によると、平均年収は955万円となりました。従業員数や年次、役職等によって大きく異なりますが、クニエの平均年収は日系コンサルティングファームの平均と遜色ありません。
また、クニエの社内でも、年次や役職によって大きく年収は異なりますので、年次役職別については後ほど述べさせていただきます。

クニエの会社概要

クニエの会社概要

クニエは、NTTデータグループのコンサルティング会社です。
2009年に株式会社NTTデータビジネスコンサルティングとザカティーコンサルティング株式会社(旧アーンスト・アンド・ヤング・コンサルティング)の合併によって設立されました。
構造としては、アビームコンサルティングがNECの子会社であることと似ています。

NTTデータビジネスコンサルティングが国内の大手製造業の経営コンサルティングを手がけてきた実績が多く、またザカティーコンサルティングの欧米型のグローバルな知見が融合して、独自のコンサルティングスタイルを構築しています。
NTTデータグループの一員であることが強みで、主に製造業の案件が得意であると評判です。

クニエの会社概要は下記の通りです。

会社名株式会社クニエ
本社所在地東京都千代田区大手町2-3-2 大手町プレイスイーストタワー11F
社長高木 真也
設立2009年7月1日
株式未上場
株主構成株式会社NTTデータ(100%)

クニエの事業内容としては、経営戦略や企画変革を実現するためにコンサルティングサービスを提供している企業です。
企業の持続的な成長を実現するために、戦略的意思決定の支援やスピーディーな実現と定着化など行います。
また、企業経営における経営戦略や事業戦略を合理的かつ効率的に実行するために、組織構成や経営管理制度の設計、グループ事業再編やM&Aの実行なども支援します。
そのほかにもマーケティング戦略の提供や組織・人材ソリューションの提供、地方創生と農業再生などにも力を入れていると評判であり、あらゆる場面でマルチに活躍している企業です。

そして、今後は東南アジアへの海外展開を加速、さらには欧米への海外展開と事業の拡大を考えています。
クニエは、アジア(タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、中国)を中心に、コンサルティングデスク8拠点を有しています。同社の採用HPによれば、同社のプロジェクト全体のうち65%以上が海外案件で、海外駐在や海外出張のチャンスも十分あります。
これらからもわかるように、クニエはこの先もグローバル展開を積極的に行い、事業展開と拡大を計っていくでしょう。

クニエの強み

クニエの強みはNTTグループの経験やネットワークを活かせることです。

クニエは上記の通り2009年に設立された、比較的新しい会社ではありますが、NTTデータビジネスを母体としているため、会社には知見やノウハウがあります。2009年の設立から急成長を遂げることができたのは、そのためです。
また、NTTグループからの受注もあるため、案件不足に困っているような悩みはないようです。

クニエの弱み

クニエの弱みは上流から下流まで一貫したプロジェクトを担うことが少ないことです。

上流工程支援の仕事をメインとしており、一気通貫した仕事をしたい方や拡大を目指すことが難しい特徴があります。一方で、上流から下流まで担うことができるコンサルティングファームでも、一人のコンサルタントとして担う部分はあくまで全体の一部ですので、全ての過程を担う実感を持つことができるのはマネージャークラス以降になってくるかもしれません。また、上流工程支援の仕事をするということは、専門性高いキャリアパスを築きやすいというメリットがあります。

戦略コンサルティングの部隊もありますが、少数精鋭のためさらに難易度は高く、また外部から転職することは難しいため社内での昇進を目指す必要があります。

クニエの社長

クニエの社長は高木真也さんです。
高木社長はNTT本体に入社し、NTTデータを経て2011年6月にクニエの代表取締役社長となりました。
組織全体としても、NTTグループから来ている方も多く、会社の特徴が見て取れます。

クニエの年次役職別平均年収

クニエの年次役職別平均年収

年次別平均年収

下記は年次別の平均年収です。

年次平均年収
1~3年目500~550万円
3~5年目550~600万円
5~10年目600~700万円
10~15年目700~900万円
13~20年目900~1,500万円
20年目以降1,200~2,200万円


新卒者でも1年目から500万円を受け取ることができます。一般的な新卒者と比較すれば、かなりの高給といえます。
しかし、コンサルタント業界全体で見ると、やや低めと言わざるを得ません。
外資系コンサルティングファームの場合、1年目から600万円超え、シニアコンサルタントにもなると1,000万円を超えることも少なくないためです。

しかしクニエは福利厚生が充実していたり、激務と言われる業界の中では、比較的ホワイトで激務とは言えない労働環境です。その為、外資系と比較すると平均年収は高くありません。

役職別平均年収

クニエでは主にコンサルタント職種が多く、コンサルタントの平均年収は899万円です。

コンサルタント職種は、中途採用で実力者を採用するキャリア採用が大多数のため、コンサルティング実務経験、プロジェクト型業務の実務経験とビジネスレベルの英語スキルがある人が集まります。
このコンサルタント職種には、業界別に区分けされたコンサルタントと、ソリューション別に区分けされたコンサルタントがいます。
上記の平均年収は、全てのコンサルタントの平均年収になります。

クニエの評価制度

クニエの評価制度

クニエの評価制度を知るには、求める人物像を分析することが重要です。

求める人物像

クニエの求める人物像を知るには、「QUNIEの想い」を理解しておきましょう。
中途採用の面接でも、自分自身について話すときには、「QUNIEの想い」に寄せた答えを準備しておくことをお勧めします。

クニエの社名は「Quality Unites Enthusiasms」が由来です。
「Quality=品質」と「Enthusiasms=熱意」の「Unites=融合」がクニエの原点であり、想いであるといいます。

ここで言う「品質」とは、クライアント企業の変革を全面的にバックアップするための、高品質なコンサルティングを意味します。
日本発のコンサルティングファームである同社では、大規模ITプロジェクト偏重や利益至上主義の手法は取らず、日本企業の組織風土に合ったきめ細やかな分析に基づいたコンサルティングを大切にしているのが特徴です。
そして、こうしたコンサルティングの品質を保つためには、徹底的な学習と経験の積み重ねが必要だとしています。

さらに「品質」以上に重きを置いているのが「熱意」です。
顧客に最後まで伴走する、実直で熱意あるコンサルティングスタイルが重視されると同時に、チームや会社、さらに社会に貢献したいと強く考えて行動できる人材が求められます。

確かな「品質」と日本企業や日本の成長への貢献、さらには世界の発展に貢献する「熱意」の融合こそが同社の目指すコンサルティングの姿であり、「情熱こそ、クニエのエンジン その熱意の分だけ、世界は変えられる」というフィロソフィーにつながっているのです。

クニエのボーナスや残業代などの待遇

クニエのボーナスや残業代などの待遇

クニエへの中途採用に応募するには、年収面に加えてボーナス、残業代について気になりますよね。
下記は、中途採用でクニエを検討する際に、参考にして下さい。

ボーナス

下記は、ボーナスについても評判・口コミになります。
中途採用でクニエを検討する際には、評価制度とともに気になる点です。

給与制度は次の通りです。年俸(タイトルに応じた給与レンジ)+業績賞与(年次評価と稼働率に応じた賞与が年度明けに支給)の合算値が、年収になります。

評価制度については、PJごとの評価と年次評価の2本立てです。PJ毎の評価は、PJスタート時に上司と目標設定をし、PJ終了時に自己評価と上司評価を行います。年次評価は年度スタート時に上司と目標を設定して年度末に通年評価が行われます。

年に一度、パフォーマンス評価による賞与、コンピテンシー評価による基本給の決定の2軸で年収が決まります。

賞与については、決算賞与と賞与があります。
決算賞与については、景気がよいここ数年は勤続年数に基づく一時金があり、賞与についてはチーム業績への依存度が高く、上下100〜300万円ブレることがあります。
年一回、決算賞与が出ますが、年収の5パーセント程度で、あまり多くはないです。賞与は稼働などのKPIベース、昇進昇格はコンピテンシー評価で決まります。

残業代

下記は、残業代の評判・口コミです。
中途採用でクニエを検討する際には、残業代が支給されるのか否かについては、非常に気になる点です。

給与は年俸制で残業代等の支給は基本的にないです。残業代の有無や激務かどうかについては、プロジェクトのPMの方針次第でかなりの幅があるため言及するのは難しいです。休日出勤で働いている激務なPJもあれば、定時でほぼ必ずあがれるようなホワイトなPJもあるようです。管理職層の方針にもよるので、所属するチームの傾向を事前に確認し、激務かどうかや残業代の支給についての情報を得ておくほうが良いですね。

給与制度は年俸制です。残業手当に関しては、時間外手当のようなものが制度上あったように思うが、申請している人はほぼいないのが現状です。残業代がないので、昇給したい場合は基本給を上げなければならないです。基本給を上げる方法を分析してみると、コンピテンシーを向上しなければならないです。コンピテンシーを向上しなければ、業務効率も悪く激務になる恐れもあります。なので、期ごとの成果よりは、コンピテンシー向上に注力すべきと思います。

福利厚生

クニエの福利厚生
  • 社員の持ち株会
  • 財形貯蓄、企業年金基金、退職金制度
  • 完全週休二日制
  • リフレッシュ休暇
  • 創立記念日
  • 2012年に移転した新しいオフィス
  • ドリンクコーナー、フリーアドレス
  • ベネフィットステーション、保養施設

クニエは、NTTデータのグループ会社であることから、福利厚生は一般の大企業並みに完備されています。
福利厚生や、オフィス環境の特徴を上記にまとめました。
給料が高く、資産形成についてもしっかりできるような制度は揃っていますので、長く働いて資産を作りたい方には充分な制度といえるでしょう。
家賃補助や社宅制度などは用意されていませんが、福利厚生についての評判は高いです。

競合他社と平均年収を比較

競合他社と平均年収を比較
競合他社と平均年収を比較

総合系コンサルティングファームであるクニエと中途採用で視野に入ってくるのが、アビームコンサルティングとベイカレントコンサルティングです。これらの企業では、企業の業務効率化、デジタルトランスフォーメーション、ビッグデータ解析(データ分析)を中心にサービスを提供しています。
競合他社との平均年収の比較した表が、以下のようになります。

社名年収
クニエ860万円
ベイカレントコンサルティング834万円
アビームコンサルティング816万円

中途採用で比べられる日系コンサルティングファームの競合内で年収を比較してみると、トップに位置しています。
しかし、コンサルティングファームは職位が上がるほどにボーナスが占める比重が高くなり、一概に平均年収がいくらであるというのは難しく、あくまで参考値であることに留意してください。
また、クニエは残業代が見込みで45時間分含まれている年俸制であることにも特徴です。

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会社名転職難易度人気度
マッキンゼー&カンパニー★★★★★★★★★
ボストンコンサルティンググループ★★★★★★★★
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン★★★★★★★
アクセンチュア★★★★★★★
日本IBM★★★★★★
アビームコンサルティング★★★★★★

インテリゴリラでは、上記のようなコンサルティングファームの選考体験記が掲載してあります。

また一般的な選考体験記と大きく異なり、インテリゴリラの選考体験記からは下記の情報が得られます。

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監修

会社名:インテリゴリラ株式会社
代表取締役:永渕 臣
法人番号:3040001116912

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