キーエンスで成績トップを収めた松栄氏が率いるM&Aコンサルティング。この記事では、M&Aコンサルティングの年収・競合他社との比較・評判・採用情報を紹介します。コンサルタントを目指す方におすすめの企業なので、企業分析の参考にしてください。
M&Aコンサルティングへ転職後の想定年収
M&Aコンサルティングの転職後の年収は600万円以上と、企業採用ページに公表されています。内訳は、固定給にインセンティブと業績連動賞与（年4回）が加算されています。
M&Aコンサルティングの給与体系は『完全成功報酬』です。つまり、M&Aが成約しない限りインセンティブも発生しません。一方、インセンティブの上限は無く、他のM&A会社からの転職者がいることも考えると、成果報酬を望む人にとってはよい環境でしょう。
さらに、業績連動賞与が設計されている為、自身の売上に直結しない後輩の育成や、社内の業績向上への取組みがボーナスに反映されます。意欲的な人は高収入が実現しやすく、やりがいのある給与体系です。
M&A難関企業への転職ならインテリゴリラ
インテリゴリラが内定者に直接インタビューした情報によると、転職活動をしようと考えている方や、既に始めている方の多くが持っている悩みは3点あります。
転職活動は新卒の就職活動よりも難易度が高いです。その理由は、年齢・現職の業界や業務内容・志望業界などが無数に存在し、「とりあえずココに行けばOK」のような正解がありません。企業選びをする上で、転職軸を決め、内定を獲ることができるかを検討したいです。
志望企業が決まっている方は、転職の選考対策方法に困っているのではないでしょうか。中途採用の選考基準は細かく書かれていたり、日々更新されているわけではありません。どういった人を募集をしているのか、自分が内定を獲ることができそうかは転職に成功した人の実体験をヒアリングする必要があります。
選考対策をして、転職をすると覚悟を決めた方は、最後はどのように内定を獲ることができるか知りたいでしょう。内定者の面接内容を確認したり、内定実績がある人に協力してもらいながら、書類選考・面接を進めていきましょう。
上記の3つの悩みを解決してくれるのが、インテリゴリラの選考体験記です。
インテリゴリラの選考体験記は、内定者の学歴、社歴、職務経歴書、志望動機や転職軸、自己PR、選考対策方法、1次面接・2次面接・3次面接・最終面接での回答内容、内定理由、応募者へのアドバイスを全て余すところなく書いています。
M&Aコンサルティングの年齢・ポジション別年収と競合他社との比較
年齢別平均年収
M&Aコンサルティングの年齢別の平均年収は、公式サイトなどでは情報が公開されていません。
M&Aコンサルティングに在籍しているコンサルタントのほとんどが20代〜30代で、年齢にあまり関係なく、個人の成果に応じた収入が得られる環境です。
ポジション別平均年収
M&Aコンサルティングは、少数精鋭のコンサルティングファームであるため、多くのポジションが用意されているわけではありません。しかし、個々が得意な専門領域を持っており、自分が専門とする領域の責任者や役員になると固定給が大幅に上げることが可能です。
役職を上げることで固定給を上げることができ、それに加えて個人成績でのインセンティブやボーナスが加算されていきます。
競合他社との比較
M&Aコンサルティングと競合他社の年収の比較は、下記の通りです。
| 企業 | 年収 |
| M&Aコンサルティング | 600万円 |
| M&Aキャピタルパートナーズ | 3,161万円 |
| ストライク | 1,432万円 |
| 日本M&Aセンター | 1,243万円 |
| フロンティア・マネジメント | 1,217万円 |
M&A業界では成果によって年収が大きく変動する企業が多く、会社全体の業績によってボーナスも変動するので、平均年収にもばらつきがあるのが特徴です。
また、1つのM&A案件においてクライアント企業から受け取る成果報酬は取引額の1〜5%であることが多いため、数十億円規模の大型M&A案件になるとその手数料は数千万円になることもあります。
M&A仲介業のコンサルタントは1人で複数のプロジェクトを同時に進めていることも多く、少人数でありながら会社として大きな報酬を得ることができます。そのため、M&Aコンサルティングファームは高水準の売上目標を達成することができ、M&Aコンサルタントの年収が1,000万円を超えることは珍しいことではありません。
給与制度・評価制度の口コミ
M&Aコンサルタント 在籍3年未満（年収1,480万円）
給与制度：固定給＋インセンティブ。自身の売上×インセンティブ比率が固定給を超えた分がボーナスとなる。
評価制度：売上が収入に直結する為、至って明快な評価制度である。（同業界全般に言える。）
M&Aコンサルティングの求人情報を紹介
まずは、M&Aコンサルティングの公式サイトより、求人情報を紹介します。
| 事業内容等 | ・事業継承型／M&A仲介・アドバイザリー業務・成長支援型／M&A仲介・アドバイザリー業務 |
| 仕事内容等 | ■M&Aコンサルタント（営業）<業務内容>M&Aコンサルタントとして、中堅・中小企業のM&Aに関する一連のアドバイザリー業務・M&Aの対象企業の探索、提案、条件交渉・企業評価の実施、対象企業の分析・デューディリジェンス、ドキュメンテーションのサポート■マーケティングのプロフェッショナル人材<業務内容>M&Aマーケティング担当として就業・リスティング広告運用・DM戦略立案及び運用・セミナー開催・MAツール活用（Pardot）などマーケティング全般 |
| 求める人物像 | コミュニケーション能力、論理的思考能力 |
| 学歴 | 大卒以上（有名大学出身者が望ましい） |
| 勤務地 | 東京本社、静岡支社、名古屋支社、大阪支社、京都支社 |
| 外国語 | 不要 |
| 資格 | 不要（会計士、弁護士、MBA保有者優遇） |
| 雇用形態 | 正社員、業務委託 |
| 就業時間 | 9〜18時（休憩1h）フレックス可 |
| 休日 | 土日祝日。年末年始。それ以外に年次有給休暇 |
| 試用期間 | 3ヶ月間 |
| 社会保険 | 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険 |
| 選考プロセス | 面接2〜3回程度、適性検査 |
M&Aコンサルティングの求人の特徴は、専門的な経営の知識やコミュニケーション能力が求められることです。経営者との会話が主な仕事になるため、人間関係を築くための能力が必要です。
同時に、コンサルタントとしての知識や客観的な視点も必要です。基本的な業務内容はM&Aの仲介なので、営業やM&Aの経験者が優遇されます。M&Aコンサルティングは「成長支援型のM&A」を行っており、経営者に寄り添った知識や経験が求められます。
※成長支援型M&Aとは、事業の成長段階からM&Aを視野に方向性を作っていき、高値売却の支援やアドバイスをする手法
M&Aコンサルティングは2019年設立の創業期段階なので、社員1人の役割が会社の成長に影響をもたらします。コンサルタントやマーケターとして早期に活躍することや、拠点の立ち上げにも関わるチャンスもあるでしょう。仕事の裁量が広いので、チャレンジ精神が旺盛な人にはやりがいのある求人内容です。
M&Aコンサルティングの評判
M&Aコンサルティングの社員による「組織体制・企業文化」「働きがい・成長」「ワークライフバランス」の口コミを紹介します。
M&Aコンサルティングへの転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
組織体制・企業文化
役員4人の他にM&Aコンサルタントが在籍。まだ創業数年であるが従業員が徐々に増加中。
社員の士気は総じて高い。前職で結果を出してきた人間が多く、事業会社出身や金融機関出身等多様なバックグラウンドのコンサルタントが集っている。
働きがい・成長
働きがい：案件を成約に導けた際に顧客から感謝される度合いが他の仕事に比べても高いと感じる。また、顧客にとっても一世一代の決断であることが多い為、強い使命感・責任感を持って仕事に取り組むことが求められる。また、売上＝自身の収入なのでモチベーションは常に高く保てる。
成長・キャリア：未経験者に対するバックアップは業界の中ではしっかりしている方だと感じる。組織には属しているものの、個人事業主に近い側面もある、その為自ら学び、成長する姿勢が高くないと長く続けるのは厳しい業界である。自身でネットワークを形成していくバイタリティも求められる。
ワークライフバランス
残業等強制される事は無く、どれだけ働くかは自身の裁量次第の為調整しやすい。有給も自由に取りやすい風土である。
M&Aコンサルティングの評判を調査したところ、全体的によい評価でした。評判の特徴は、M&Aの顧客サポートの責任感の大きな業務にやりがいを感じている社員が多い点です。退職者もいますが、キャリアアップなどを目的とした前向きな理由でした。
M&Aコンサルティングの社長松栄氏はどんな人なのか
M&Aコンサルティングの松栄遥社長は、2012年に横浜国立大学工学部卒業後、キーエンスに就職。国内トップクラスの営業成績を残しました。日本M&Aセンターへ転職し、年間新人賞を受賞するなど第一線で活躍。2019年にM&Aコンサルティング（旧スパイラルコンサルティング）を設立し、代表取締役に就任。企業のM&A戦略にかかわる顧問としても活躍の幅を広げています。松江氏のインタビュー動画を見ると、「M&Aは手段でしかない」という言葉が何度も出てきています。その企業にとって1番よい選択肢を提供する、という松江氏の姿勢が現れています。
また、松江氏は地方出身で将来的には「地方創生」をビジョンとして持っています。事業継承問題を抱えている企業が多い地方に、正しい知識を届けたいという思いで、現在も積極的な事業展開を行っています。全国的にM&Aという選択肢を提供しつつ、将来的には海外との取引も視野に入れているようです。
経営者への提言に関する口コミ
M&A場自体はしばらく右肩上がりであるが、その分競合他社・プレイヤーも急増している。その中で独自性をいかに打ち出していくかが今後の成長の大きな鍵になると考えます。
ハイキャリア転職したい人必見！内定者の選考体験が見られるインテリゴリラとは？
『インテリゴリラ』は、コンサルティングファームへの転職を目指すハイキャリア志向の方向けに、完全非公開の選考情報をご提供している転職メディアです。
実際に内定を獲得した方々から独自インタビューを実施した内容ですので、完全に独自のコンテンツとなっています。
| 会社名 | 転職難易度 | 人気度 |
|---|---|---|
| ボストンコンサルティンググループ | ★★★★★ | ★★★★ |
| デロイトトーマツコンサルティング | ★★★★ | ★★★★ |
| アクセンチュア | ★★★ | ★★★★★ |
| 日本M&Aセンター | ★★★★ | ★★★ |
| アドバンテッジパートナーズ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| リクルート | ★★ | ★★★★★ |
| 楽天 | ★★★ | ★★★★ |
| Amazon Japan | ★★★★ | ★★★★★ |
インテリゴリラでは、上記のような各業界No.1の難関企業の選考体験記が掲載してあります。
また一般的な選考体験記と大きく異なり、インテリゴリラの選考体験記からは下記の情報が得られます。
「読むだけで内定獲得の勝ち筋がわかる」ほど詳細な選考情報が網羅されているのが最大の特徴です。
特別選考へ挑戦できる
会員登録いただいた方限定で、業界No.1エージェントによるサポートや社員紹介（リファラル）での選考のご案内など、幅広いご案内が可能です。特別選考の場合には、
書類審査なし/1次面接免除/社長面接確約/土日面接などのご案内ができる可能性があります。
自分のスキルやキャリアに自信のある若手の方は、
志望難関企業の内定に近づくために是非登録しておきましょう。
M&Aコンサルティングへの転職はインセンティブで年収を上げよう
この記事では、M&Aコンサルティングに転職したい人に向けて、求人情報をはじめ、年収、会社の評判、社長の松栄氏について紹介してきました。
M&Aコンサルティングは2019年設立の若い会社でありながら、敏腕の松栄社長を中心にやりがいのある事業を展開しています。完全成果主義のもと、やる気のある人は会社の成長とともに年収を上げていけるでしょう。
M&Aコンサルティングのような優秀な社員が集まる企業への転職には、インテリゴリラを利用するのがおすすめです。M&A業界の転職者の動向や、実際の内定者による面接体験記など、ほかでは見られない情報が満載です。本気で転職活動をするなら、一度見てみても損はないでしょう。
